健康コーポレーション,RIZAP
(写真=HPより)

「結果にコミットする」のフレーズでおなじみのRIZAP(ライザップ)。RIZAPを運営する健康コーポレーション <2928> は、この3年間で売上高が約3倍に急拡大してきた。

順調に業績を伸ばしてきた同社だが今年5月、消費者団体から広告表現について一部指摘を受け、さらには週刊誌にネガティブな記事を取り上げられた。

同社はその後の対応として、30日間の保証制度について、サービスを開始してから30日以内であれば、いかなる理由でも全額返金する内容に保証制度を拡充した。より安心できる会則へとリニューアルしたことがマスコミ各社にも取り上げられ事態は収束した。

しかし、業績等に関する具体的な悪材料が発表されたわけではないにも関わらず、その影響は株価にも及んでいる。オリコンDサイエンスが7月6日に発表した「6月度『株価変動率ランキング(5月29日と6月30日の終値比較)』」によると、週刊誌の話題が嫌気され健康コーポレーションが下落率5位(▲29.78%)になったとのことだ。5月29日につけた年初来高値1085円が、7月30日の終値で606円となっているからその影響は大きい。

さて、一連の騒動は業績にも影響を与えるのだろうか。同社の今後の業績を占う上で非常に重要となる第1四半期(平成27年4月1日〜平成27年6月30日)の決算発表が、8月12日に控えている。その際には、業績と会員数の推移に注目したい。

2つの指標が、前期の数字をどれだけ下回るのか、あるいはどの程度まで踏ん張ることができるのであろうかには注目である。以下、それぞれ確認してみる。

まず業績に関しては、5月12日に発表された平成27年3月期の決算短信に「平成28年3月期第1四半期については、前期同様、積極的な先行投資を予定しているため、営業利益は平成27年3月期第1四半期と同水準であると予想しております」との記述があるため、前年同期比で確認する。

同社の平成27年3月期の第1四半期の連結業績は、売上高84.81億円、営業利益▲4.59億円、経常利益▲5.15億円となっており、この数字からどれだけ変動があるのかを確認したい。

また、これまでの会員数の推移を追ってみると、新規獲得会員数(累計)は 2015年3月に2万9000人を突破している。2014年10月の段階では2万2000人だったため、 月間1000人強の新規会員増という、従来のトレンドがどのように変化するかに注目したい。同社の来月の決算発表に注目だ。(ZUU online 編集部)

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