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(写真=PIXTA)


4-6月期は前年同期比+4.7%と低迷

インドネシアの2015年4-6月期の実質GDP成長率(1)は前年同期比(原系列)+4.7%と前期(同+4.7%)から横ばい、市場予想(2)(同+4.6%)を僅かに上回った。需要項目別に見ると、消費・投資の伸び悩みが景気の停滞に繋がっていることが分かる(図表1)。

消費は、民間消費(非営利団体含む)が前年同期比+4.7%と昨年の総選挙・大統領選挙関連支出の反動で前期(同+4.7%)に続いて5%を下回り、政府消費が前年同期比+2.3%(前期:同+2.7%)と低下した。

投資は前年同期比+3.6%と前期(同+4.3%)から低下した。外需については、輸出が前年同期比▲0.1%(前期:同▲0.9%)とマイナス幅が縮小し、輸入が前年同期比+1.3%(前期:同+3.7%)と低下した。その結果、外需の成長率への寄与度は+1.6ポイントと前期(+0.3ポイント)から改善した。

供給側では、第二次産業は製造業が前年同期比+4.4%(前期:同+4.0%)と上昇したが、建設業が前年同期比+5.4%(前期:同+6.0%)とインフラ事業の遅れで低下し、鉱業が資源需要の低迷によって前年同期比▲5.9%(前期:同▲1.2%)とマイナス幅が拡大した(図表2)。

第一次産業は前年同期比+6.6%(前期:同+4.0%)と上昇した。第三次産業については、行政・防衛が前年同期比+6.5%(前期:同+4.7%)、教育サービスが前年同期比+12.2%(前期:同+5.9%)と上昇したが、卸売・小売、ホテル・レストランが前年同期比+2.1%(前期:同+3.9%)、金融・不動産が前年同期比+3.6%(前期:同+6.5%)、運輸・通信が前年同期比+8.2%(前期:同+8.3%)と低下した。

インドネシアの実質GDP成長率