国際
(写真=Thinkstock/Getty Images)

財務省は8月10日、2015年上半期(1~6月)の国際収支状況(速報)を発表した。モノやサービスなどの取引状況を示す経常収支は8兆1835億円の黒字で、上半期としては2年ぶりの黒字となった。黒字幅は11年3月に起きた東日本大震災前の10年下半期以来の水準を回復した。

経常収支は「貿易・サービス収支」が赤字幅を縮小し、海外投資から得られる利子や配当などを示す「第一次所得収支」が黒字幅を拡大させたことで、黒字転化となった。

貿易・サービス収支の赤字幅縮小は、原油の輸入額が減少したことや海外景気の回復で自動車や電子部品などで輸出が持ち直したことが要因。訪日外国人旅行者の増加で旅行収支が黒字転化したことなども影響した。

第一次所得収支は10兆5114億円の黒字で、黒字幅は前年同期に比べて26.1%増加した。「直接投資収益」と「証券投資収益」が増加したことが要因。

また、同時に発表した6月の経常収支は、5586億円の黒字(前年同月は3639億円の赤字)で、12カ月連続の黒字となった。貿易収支が3カ月ぶりに黒字転化した。(ZUU online 編集部)

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