imasia_16661148_S
(写真=PIXTA)

中国の株が下落したことで云々カンヌンと言っておきながら、今回の天津港の大爆発の影響は株式市場ではあまり取りざたされていないような感じです。実際に中国経済への影響と言うことから言えば、多少株価が下がったということよりはこの大爆発の方が影響が多いような気がします。

米国の利上げに関しても耐性ができたというか織り込んだというか、特に問題視されるような雰囲気でもなく、また、逆に日本郵政上場と言うことが具体的に日にちまで出て来たにも関わらず盛り上がるということでもなく、市場は何を見て売り買いをしているのか?と言う雰囲気になって来ました。アルゴナビスに来る生徒達でもやはり、インターネットの「いい加減な情報」に振り回される方も多いようです。情報の取捨選択は非常に大切だと思います。

米国株が堅調となったことから本日の日本市場も堅調な展開が期待されます。特に積極的に売り買いするような材料にも乏しく、上値も重いのでしょうが、売られすぎ銘柄の反発などは期待されそうです。好決算ながらも売られていた銘柄の見直し買いなども出て来ており、特に買われる業種があるというよりは総じて堅調となりそうです。

20,600円水準を超えて来たことで日経平均は高値を試す動きになってくるかもしれません。20,600円水準がまだ上値となるのかどうかは本日の動き次第ということでしょう。20,600円を割り込むと買いが入るという雰囲気にはなっており、20,800円水準を目指す動きになるのではないかと思います。


本日の投資戦略

米国市場も方向感に乏しい感じですが、日本市場も売るに売れず、買うに買えずという感じです。決定的な手掛かりがないということなのですが、売り急ぐ理由が中国の景気鈍化懸念や米国の利上げ懸念といった既にある程度おりこまれているようなものだけに堅調となってくるのではないかと思います。

今一つ物色対象が絞れないということなのでしょうが、足元の業績が好調で中国問題などで足を引っ張られているようなところが再度注目されそうです。IOT(インターネット・オブ・シングス)関連銘柄などそろそろ買い場を探しても良いのではないでしょうか。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

【関連記事】
・金融危機のギリシャで関心高まる「ビットコイン」 日本では規制求める声
・11月4日上場へ NTTを超え過去最高額?郵政3社上場に迫る
・なぜ、今「赤色」が人気なのか?景気と色のおもしろい関係
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・ビジネスマン必見!日経をネット上で閲覧する意外な方法とは?