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(写真=PIXTA)

いかに「中国市場」が米国や日本の市場に影響を与えないかが証明された格好となりました。日本でも米国でも株式市場は大幅高となり、米利上げを懸念しての持高調整の売りは一巡となったということでしょう。ファンド筋などの売りが出ているものを中国のせいにしていたと言うことでもあり、ここからは足元の業績面などからの見直し買いが入って来るのだと思います。

アルゴナビスの生徒や会員には「ここは我慢」と言ってきましたが、うまく行けば早めに値を戻すものも出て来るのではないかと思います。今の相場はいったん売られるとなると大きな下げになり、下げが止まると今度は一気に戻すという事の繰り返しと言う感じでもあり、変動のスピードが早いので、しっかりとそのスピードについて行けないのであれば、スピードについて行かなくても良いやり方をするということになるのでしょう。

昨日の相場で底入れ感が出たところで、米国株が大きく上昇となったことが好感されて買い先行となりそうです。ここまでの急落の反動はまだ続くと思われ、大幅高となることが期待されます。引き続き電子部品株などを中心にハイテク銘柄が注目され、売られすぎた感のある金融株なども物色されそうです。

昨日の大幅な戻りに加え、本日も戻りが期待されます。日経平均先物の夜間取引でつけた17,160円水準が安値として、21,000円からの下落の半値戻しとすると19,000円水準となり、まずは19,000円台回復を目指すことになるのでしょう。ここで一気に19000円台を回復し、19,000円台で値固めとなれば、一気に20,000台回復も見えて来そうです。


本日の投資戦略

何度もここで述べていますが、やはり中国株の動きは関係ないということになりそうです。昨日は中国株は軟調となったのですが、日本と米国は全く関係ありませんでした。ですから、今回も昨年の1月と同じように「中国」ではなく単にファンドなどが手仕舞いをしたということなのでしょう。それにかこつけて周りで煽って大きな下げとなったという事なのだと思います。

アルゴリズム取引や超高速売買(HFT)と言われる取引が多くなっており、株式市場の動き出すと大きいという状況が続いています。加えて、インターネットの「掲示板」や「SNS」などで、何の根拠もないのに売り煽ったり、実しやかに上げ下げを言う向きも多く、市場の混乱に拍車をかけるという事なのでしょう。しっかりと自分の投資スタンスを確立し、周りに流されないようにすると良いと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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