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(写真=PIXTA)

まだしっかりと取り戻したということではないのですが、日柄的には「予定通り」の戻りで(値幅は予定通りではなかったですが)、やはり基調は強含みと見ておいて良いのだと思います。好業績ながらも売られすぎたものや引き続きNISA(少額投資非課税制度)などで買われるようなものはしっかり戻ってくるのではないかと思います。

引き続き米国株が大幅高となったことや為替が円安に振れたことから買い先行となりそうです。原油価格の値上がりなどもあり、これまでのリスク許容度の低下が一段落となったものと思われます。やはりファンド筋などの売りが止まったということになると引き続き売られすぎた銘柄の修正などを中心に戻りを試す動きになるのでしょう。

心理的な節目でもある19,000円水準を試す動きになるのでしょう。あっさりと抜けて19,000円台固めとなれば、一気に売られすぎの修正だけではなく買戻しを急ぐ動きになって20,000円水準を試すことになるものと思います。当面は戻りを試す動きなのでしょうが、ここまで来ると好材料には敏感な反応となってくるのでしょう。


本日の投資戦略

結局、中国の景気などは関係なと言うような米国市場の動きです。昨年までの急落でも特に「上海市場」などは結局は関係ないということが多いのですが、何度も同じことが繰り返されている感じです。日本にしても米国にしても足元の業績動向などから見れば売られすぎと言うことであり、中国と言う要因ではなくやはり目先のファンド筋の手仕舞い売りがこれだけ指数を押し下げたということでしょう。

最近に限ったことではないのですが、やはりインターネットなどでいい加減な情報が錯そうしていることに加え、アルゴリズム取引、HFT(超高速売買)などが入って来ると市場が大きく混乱するということになるのでしょう。さすがにこれだけ指数が大きく動くと、耐えきれないと言うこともあるのでしょうが、しっかりと大きな方向を見て我慢が出来る、余裕があれば良いということなのでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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