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(写真=PIXTA)

あいかわらず中国がどうしたということが多いのですが、おそらくあと数週間もすれば、中国がどうしたという話も聞こえてこなくなるのではないかと思います。米国の利上げ懸念でファンド筋などがいったん持高調整をしたということで相場全体が冴えないのでしょうが、売り一巡となれば、あとは買い直しの動きも出てくるのだと思います。

本来であれば、中国の株式市場も香港市場などを見る方が理屈にあっているような気もするのですが、投機的な資金が圧倒的に多い上海市場で中国の経済を語ってもしょうがないと思います。先物やオプションに振り回されているという印象も強く、しっかりと大きな方向を見てじっくりとした投資が良いのだと思います。

米国株が軟調となったことやCME(シカゴ市場)の日経平均先物が売られていたことから売り先行となりそうです。引き続き中国を気にすることになるのでしょうが、中国の指標発表などもあり、そうした指標次第と言うことなのでしょう。悪いことは織り込み済みなのでしょうが、敏感な反応となりそうです。逆にそれほど悪くないということなると買戻しを急ぐ動きもあるものと思います。

19,000円台固めとならなかったことで再度いったん下値をためす動きになりそうです。ただ、パニック的な売りとはならず、割安感があるものや売られすぎとなったものが買われて指数も底堅さは見られると思います。18,700円~800円水準が下値となるのではないかと思います。


本日の投資戦略

昨日の日本市場は特段何もなかったのですが、手仕舞い売りに押された格好となりました。「まだ8月」と言うことで売りが出たということなのでしょうが、ここからは売られすぎの調整で買われる銘柄も出て来るのだと思います。

おもしろいもので世の中の雰囲気が「中国の景気が悪い」「日本の株が冴えない」と言う雰囲気になっているときは、悪い材料が大きく取りざたされ、良い材料が小さくなることが多いです。しっかりと新聞の大きな文字ばかりを見るのではなく、小さく書かれているところを見なければならないと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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