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(写真=PIXTA)

相変わらず雨が降っていますが、株式市場も今一つぱっとしないというかすっきりしない感じです。中国市場がどうしたと未だに大きく取りざたする向きも多く、特に悪い材料があるということでもないのですが、すっきりと戻りません。動き出すと一斉に動くのでしょうがそろそろすっきりとして来るのではないかと期待します。

日経平均の先物市場が新興市場の株のような感じになっており、いわゆる「イナゴ」が動かす市場になってしまっているような感じです。「わーわー」と値動きのある方について行くだけと言うことであり、SNSなどで煽りまくるという構図はまさに「イナゴ」の動きと言うことでしょう。日本市場も中国市場と同じように鉄火場となっているような感じですが、いずれ正常に戻ると思われるので、ここはじっくりと好業績銘柄を拾っておくということで良いのだと思います。

米国市場は休場となりましたが、欧州市場は堅調となったことや為替も落ち着いていることから引き続き戻りを試す動きが期待されます。中国の経済指標などを気にする向きもあるようですが、中国をネタに売り仕掛けが入れば大きく下押すこともあるかもしれません。ただ、逆に仕掛け的な動きが見られないと中国の経済指標への反応も鈍く、全体としては売られすぎの修正が続くということになるのでしょう。主力銘柄を中心に買い直しの動きが続きそうです。

17,500円水準で下値を確認したということになるかどうかと言うところです。仕掛け手的な先物の売りが見られないと買戻しを急ぐ動きから18,000円水準を抜けて来るものと思われ、そうなると今度は18,000円水準が下値と言うことになるのでしょう。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に向けての動きもありそうで波乱が予想されます。


本日の投資戦略

中国市場は冴えない展開となりましたが、特に気にすることもなかったようです。やはり、目先筋の先物の売り買いに左右されているという感じで、いったん方向が決まると一斉に動き、動きがでることでさらに上げ下げが加速されるということでしょう。

仕掛け的な売りへの反応も鈍くなってきておりそろそろ先物主導と言うよりは割安感が強い銘柄などが買い直されるという動きになってくるのではないかと思います。新聞や週刊誌の報道では中国が今にも崩壊してしまいそうな勢いですが、そこまで中国の影響を気にすることもなく、足元の企業業績を見直すということで良いのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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