imasia_17088563_S
(写真=PIXTA)

景気ウォッチャー


景気の現状判断DI:停滞感が一段と強まる

9月8日に内閣府から公表された15年8月の景気ウォッチャー調査によると、景気の現状判断DIは49.3となり、前月を▲2.3ポイント下回った。参考系列として公表されている季節調整値は50.0と前月を0.7ポイント上回り、3ヵ月ぶりの改善となった。

景況感はここ数ヶ月足踏みが続いていたが、原数値が15年1月以来7ヵ月ぶりに好不況の分かれ目である50を下回るなど、景況感は停滞感を一段と強めている。プレミアム付商品券が引続き個人消費を下支えしているものの、世界同時株安のきっかけとなった中国景気に対する不透明感が色濃く反映される結果となった。

景況感は悪化基調に転じたと判断するのは早計だが、中国景気の先行きに対する不透明感が依然根強いことに加え、円安による材料価格の高騰を懸念する声もあり、今後の動向に注意が必要だ。