NISA,デメリット
(写真=PIXTA)

NISA(少額投資非課税制度)は、年間100万円までの投資額に対する配当金および値上がり益が非課税となる制度だ。新たな個人投資家を生みだすことを目的の1つとして導入された。

こうした新しい制度を利用してお得に投資ができれば一番よいのだが、やはりどんな制度も良い点ばかりではない。そこで、今回はNISAのデメリットをきちんと理解した上で、お得さを享受できるように理解を深めていこう。


NISAのデメリット①NISAのデメリットとは

NSIAのデメリットは大きく2つといえる。

1つ目は、まず損益通算ができないことが挙げられる。通常の証券口座であれば、利益が出た取引と損失が出た取引の損益の一部または全部を相殺することで、税額を抑えることができる。

また、事業所得など他の所得がある場合、株式取引で損失がでたとしても、確定申告の際に譲渡所得として赤字を計上することで、課税所得を下げることもできる。NISA口座については、この損益通算ができないのだ。

2つ目は、損失の繰り越しができない点である。通常、総合口座で行った取引で損失が発生した場合、損失額は3年間繰り越すことができる。

仮にある年に損失が発生しても、翌年に利益が出た場合には、翌年の利益に対する課税額を減らす、あるいはゼロにすることができるというわけだ。NISA口座を利用した場合には、この損失繰り越しもできないのだ。

このように、NISAは利益が出ている時にはお得な制度だが、損失が発生すると支払う税額の面で損をしてしまう可能性がある。自分の所得についてもきちんと考慮しながらうまく活用したい。

NISAのデメリット②NISAの注意点

NISA口座の開設にあたっては、いくつか注意すべき点がある。これらを踏まえたうえで手続きを行おう。

まず、証券総合口座は複数の証券会社で開設することができるのに対して、NISA口座は1人につき1口座のみとなる。したがって、複数の証券会社で同時にNISA口座を持つことはできない。

また、NISA口座を作る証券会社は変更できるものの、変更が認められているのは1年に1度だけである。変えられるからといってあまり頻繁に乗り換えていると管理も面倒になるため、注意が必要だ。証券会社選びは特に慎重に行いたい。

NISAのデメリット③NISAデメリットに誰でも取り組める対処法

先ほども触れたが、NISAは損失が出てしまうと税制面で得をすることがなくなってしまう。そのため、できるだけリスクを抑えた投資を行うのが、NISAの活用においては肝要だ。このような方法をとれば、NISAによる非課税メリットを享受しやすくなるだろう。

いっぽう、非課税のメリットをできるだけ多く受けるためには、多少の損失は仕方がないとして、それよりも多くの利益を出すことに集中することも必要だ。

損失が出て税制面で不利になる可能性はあるが、それ以上に大きな利益を得ることができれば、NISAの非課税効果が存分に発揮されることになるだろう。

【郵政IPOをNISAで生かそう】

NISAを活用して大きな非課税メリットを享受するために、大きな利益を狙える投資をするのであれば、選択肢の1つとして「IPO投資」が挙げられる。IPO投資は高い抽選倍率ではあるものの、大きな利益が得られる可能性が高い投資商品である。

過去数年間の勝率8割という数字からも、損失が発生して税制面で不利になる可能性も比較的小さいだろう。このことから、IPO投資はNISAとの相性が良い投資方法の1つと言える。

かつての大規模IPOの例であるNTT上場の際には株価が大きく値上がりし、多くの注目を集めた。ただ、2015年11月にIPOが実施された日本郵政やゆうちょ銀のように、その後の株価下落によって公開価格を割り込んだ(2017年5月17日現在)ケースもある。

NISAのデメリット④NISAで証券会社比較

では、郵政IPOにNISA口座から投資するにあたって、どの証券会社を選ぶのが賢いだろうか。

IPO取扱数が多いほか、NISAにも力を入れているネット証券の1つに「 SBI証券 」がある。2016年のIPO実績は76社とネット証券では最多で、NISA口座からIPO抽選に申し込むことも可能だ。

マネックス証券 」は投資信託のほとんどの商品が1000円から始められる。米国株は3109銘柄、中国株は香港市場のほぼ全銘柄を扱っており、いずれも買付手数料の全額キャッシュバックを行っている。

SBI証券とマネックス証券を併用してもいいが、NISA口座を開設できるのは1年に1社、ということは忘れないでおこう。

「NISA口座はお得に少額投資できる」という話だけが先行してしまう傾向もあるようだ。しかし、メリットがあればデメリットもあるものだ。NISAも例外ではない。ポイントをしっかりとおさえたうえで投資に活用することが求められる。

まずは勝率の高いIPO投資と組み合わせる形で、NISA口座の利用を始めてみるのがお勧めだ。そのうえで、他のIPO銘柄に投資したり、上場済みの株式やETFなどにNISA口座を活用してみたりするなど、投資のバリエーションを広げていってもいいのではないか。

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