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(写真=PIXTA)

昨日は意外高となりました。中国の株価が冴えないにも関わらず一気に買い直されるものも多くなりました。新聞で相変わらず中国の景気鈍化が懸念されると喧しく、週初に「四季報オンライン」のなかのコラムで「中国の景気はそれほど悪くないのではないか」と述べたところ、昨日、「中国の景気はかなり悪いです」と言うお叱りの言葉をいただきました。

中国からの観光客も減少しているという話題もありましたが、日本ではなく韓国の中国人観光客が増えたということですし、ユニクロの中国の売上も減っていないようです。相変わらず電子部品の受注も旺盛なようで、「本当のところ」中国の景気が悪いということではなく、「構造変化」なのではないかと思います。

米国市場は軟調となったのですが、日本市場は昨日同様に追加緩和期待から先物を買い上がる動きになるかどうかというところです。為替の動きも落ち着いていることや堅調な決算も多く見られることから、先物にちょっとした買いが入ると昨日のように大きな上昇となるのでしょうし、入らなければ手仕舞い売りに押されることになるのでしょう。小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。

1万8500円をあっさりと抜けて来ましたが、本日はしっかりと1万8500円水準で値固めできるかどうかというところです。先物次第ということになりそうですが、1万8500円をあっさりと割り込むと1万8400円水準を試すことになるのでしょう。先物にまとまった買いが入り昨日のような展開になると今度は1万8800円水準を試すうごきになりそうです。


本日の投資戦略

昨日の東京市場は特に材料があったということでもなく、先物の仕掛け的な買いに連れて大幅高となりました。追加緩和期待が出ていることや電子部品株などを中心に好決算が期待されることなどを先取りするように買い上がられたという感じでした。

元々、売られすぎ感が強かったこともあり、ちょっとした先物の買いに反応したという感じです。中国の景気動向などを気にする向きも多いようですが、好調な決算を発表するもの、上方修正を発表するものなどが多く、買い直されたということでしょう。日銀の金融政策決定会合前に買戻しを急ぐ動きもあったということでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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