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(写真=PIXTA)

ここまでECB(欧州中央銀行)の影響が大きいとは思いませんでしたが、米国株はやはり、中国などへの反応よりは欧州市場への反応が格段に大きいということです。こうした欧米の動きを見て日本市場もアジア市場も動くということになるのでしょうし、実際にこの欧米市場の動きを見て、外国人も動きそうです。

中国の問題もどこかに吹っ飛んでしまった感じですが、またぞろ持ち出されてくるかどうかということになりそうです。下がり始める、これだけ欧米市場が高くても上値が重いと中国の問題などが取りざたされてくるのでしょう。市場の動きを見て材料を探すということであり、何かの材料で市場が動いているということではない感じです。

米国株が大幅高となったことや円安となったことが好感されて本日の日本市場は堅調な展開となりそうです。日銀の追加緩和も期待され、週末ということですが、売り急ぐこともなく、買戻しなども交えて大きな上昇が期待されます。好決算を発表しながら売られた電機株などの戻りも期待できそうで、決算に反応しながら主力銘柄を買い直す動きになりそうです。

1万8500円水準をあっさりと割り込み嫌な感じもあったのですが、シカゴ市場(CME)の先物が大きく上昇していることなどもあり、1万8800円~1万9000円水準を試す動きになりそうです。強含みに推移して行くことが期待されます。さすがに一気に1万9000円を抜けるということにはならないのでしょうが、基調は強含みになりそうです。


本日の投資戦略

動き出すと大きな動きになるという傾向が続いています。昨日の日本市場はあまり動かなかったという印象ですが、それでも上下幅は200円程度となっていました。本日も米国株高、シカゴ市場の日経平均先物が大きく上昇していることを考えると大きな上昇となる可能性が高く、寄り付いた後に動きが出るかどうかと言うことが注目されます。

週末ということで上値の重さを確認して手仕舞い売りに押されるか、あるいはETF(上場投資信託)の買いどから先物主導で指数をさらに大きく押し上げることになるかどうかということになりそうです。為替も円安となっていることでこれまで買い手控えられていた輸出株などを買い直す動きも出てきそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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