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(写真=PIXTA)

日本株式市場は昨日も上値は重かったものの堅調な展開となり、8月、9月のような悲惨さはない感じです。昨日も述べましたが、中国の金融緩和も特に取りざたされるということでもなく、目先的な過熱感はあるものの堅調な地合いが続くのではないかと思います。

日経レバレッジとか日経ダブルインバースと言うようなETF(上場投資信託)の設定などに絡んでの持高調整などに振り回される相場はまだまだ続くのでしょうし、上がる時は大幅高、下がる時は大幅下落となることも多いと思います。ただ、大きな流れをしっかりと見ておけば何も慌てることもなく、「安いところで買って、高いところで売る」ことができるのだと思います。

米国市場は方向感が見られず、若干円高となるなかで本日の日本市場はしっかりと1万9000円台に乗せて来るかどうかというところです。足元好調な決算を発表するものも多くなっているのですが、一方で先行きに対する懸念も根強く、追加緩和期待もあるのですが、目先的な過熱感もあり、上値も重くなりそうです。出遅れ感が強いものから買い直されるということになりそうです。幕間つなぎ的に小型銘柄の値動きの良いものは個別に物色されそうです。

1万9000円水準を保てるかどうかと言うところです。売り急ぐ材料もないことから堅調な地合いが期待されます。1万9000円を割り込んだところではしっかりと買いが入るという雰囲気になるかどうか、1万9000円を超えたところでの売りも限定的となるかどうかに注目です。


本日の投資戦略

1万9000円台固めとはなりませんでした。騰落レシオ(東証一部、25日)は130%を超えて来ており、目先的な過熱感があるということなのでしょう。それでも1万9000円水準が割高と言うことでもなく、米利上げ懸念が薄れているということを考えるとここからの大きな調整はなさそうです。

日銀の金融政策決定会合での追加緩和がなければ、失望感からいったん売られそうですが、既に織り込んで買われている面もあり、ここから一気に2万円ということではなく、1万9000円台固めとなってくるのではないかと思います。当面は強含みながらも上値は重いということになりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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