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(写真=PIXTA)

株式市場も昨日は予想以上に下落となりましたが、懸念された地政学のリスクも「大人の対応」となり、米国企業の決算も予想以上であり、買い直しの動きも出てきそうです。

追加の金融緩和があるかどうかということが注目されていますが、ETF(上場投資信託)買いの増額くらいはあるのではないのかと思います。為替も120円を割り込むということでもなく、ドル高を懸念する水準でも円高を懸念する水準でもないということで、強気に見て置いて良いのではないかと思います。

米国株は軟調となりましたが、本日の日本市場は地政学リスクも一服となり、米国企業の懸念も薄れて来たことで買い直しの動きも見られそうです。昨日も特に売り急ぐ材料もないなかで手仕舞い売りに押されましたが、追加緩和期待などもあり買戻しを急ぐ動きも出てきそうです。決算の下方修正を発表したものも多く、相場の足を引っ張ることになるのでしょうが、一方で追加緩和期待が強まるということも考えられます。先物の動向に振らされながら右往左往しそうです。

1万9000円水準が上値と言う雰囲気になり、押し目を探る動きとなっています。ただ、追加緩和期待もあって大きく売られるということでもなさそうです。1万8800円水準を割り込むと買われるということになっており、当面は1万8800円台を中心に小動きとなりそうです。


本日の投資戦略

決算発表が本格化してきていますが、「中国の景気減速」などを材料に下方修正となるものが目立っています。決して景気が良いというわけではないのでしょうが、米アップルの決算を見ても中国での売上が伸びているということであり、中国での「消費」はしっかりとしていると見ておいて良いのだと思います。

中国で売れているものを作っている企業は買いと言うことになりそうで、一概に中国関連はだめということでもないと思います。下方修正をしたものをあえて積極的に買い上がる必要もないのでしょうが、好調な決算ながらも「中国がダメになるのだろうから」などと言って売られたものは反発して来ると思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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