遺産相続問題
(写真=Thinkstock/Getty Images)

相続は突然やってくる。そして、余程の資産家でない限り相続に対してあまり関心を持っていない傾向にあり、「自分は資産家ではないから相続争いは生じないだろう」と考えている人が多いが、実際には資産家ではない方がもめるケースが多い。というのも、資産家は、被相続人自身が遺言の作成や保険に加入するなどで相続対策を講じていることが多く、意外にもめないのだ。それに比べ、普通の家の場合は、何の対策も講じておらずに持ち家以外に資産がなかったりするので、遺産分割でもめたりする。

2015年1月から相続税法が改正され、普通の家こそ相続で問題が起きやすい状態となっている。

相続は、人の死により発生するものなので、被相続人の生前に相続人同士が話をすることはタブー視されがちだ。しかし、相続について日頃から関係者とよく話し合っておくことが重要である。以下では、相続税改正の内容と相続対策、また、相続の心構えについて解説する。