imasia_16661148_S
(写真=PIXTA)

12月となるとさすがに朝晩はかなり寒くなりました。株式市場は日経平均が8月以来の2万円乗せとなり、「最後だけ」とはいえ雰囲気も変わってくるかどうかです。ここで雰囲気がかわる、つまり指数が押し上げるにしても出遅れ銘柄などが買われての水準訂正となるかどうかということになるのだと思います。

しっかりと水準訂正などが見られる、つまり物色の対象が広がりを見せてくれば本物の回復ということなのでしょう。そのためにはまずは今週のECB理事会、そしてFOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合などの重要イベント次第ということになりそうです。

本日の日本市場は米国市場が堅調となったことから堅調な展開が期待されます。ただ、為替が円高に振れたことや昨日の引け際に持高調整とみられる買いで指数が押し上げられた反動から上値も重くなりそうです。日経平均の2万円を超えたところでは手仕舞い売りも多くなるものと思われ、しっかりと手仕舞い売りをこなせるかどうかということになりそうです。ちょっとした材料が出ると仕掛け的な売り買いに敏感に反応して上にも下にも大きな動きになる可能性もありそうです。

2万円水準が上値になるのか下値になるのかと言う感じです。2万円を超えると売られ、割り込むと買われるということかもしれません。基調は強含みであり、いずれ2万円台固めとはなるのでしょうが、いったん押し目を試す動きが見られるのではないかと思います。


本日の投資戦略

ようやく2万円乗せとなりましたが、引け値だけ付けてもあまり喜びようがない感じです。8月の急落時もそうですが、特に理由のないなかで先物主導、指数先行型で仕掛け的な売り買いなどに振らされているというのが何とも気持ち悪いのですが2万円を超えたということで大騒ぎして買い気が出てくればそれはそれでいいのではないかと思います。

夜間取引の日経平均先物も2万円台固めと言うわけにもいかず、シカゴ市場(ME)でようやく超えて来た感じであり、果たして日本市場が始まるとしっかりと買いが入ってくるかどうかということです。2万円といっても単なるキリの良い数字と言うだけという見方もあり、完全に戻ったとも言い切れない面もありそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

【関連記事】
・2016年世界経済見通し、米利上げでも株価はすぐに下落しない!
・投資家必見!IPO当選確率を上げる5つの方法
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・1万円からトヨタやソフトバンクへの株式投資が可能?ミニ株取引とは
・「世界MBAランキング」国内1位 東大や京大、慶應ではなく新潟のあの大学