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(写真=PIXTA)

忘年会シーズンではあるのですが、何となく今年は「年末」と言う雰囲気になりません。何となく1年が経つのが早いという感じですが、年末の慌ただしさがないということなのか、まだまだ年末と言うよりは目先のイベントに忙しいということでしょう。いよいよ米国での利上げがありそうな感じで、その影響で株式市場も商品市場も混乱している感じです。

米国での利上げの影響が実際にどこまであるかということでもなく、影響があるぞあるぞと言われているので慌ててしまうということなのだと思います。世界的に商品相場も金融商品化しているので、ちょっとした金利や金融政策の変更で混乱するということでしょう。ただ、逆に言えばFOMCが終われば、落ち着くということなのでしょう。

米国市場に底堅さが見られたことから本日の日本市場も堅調な展開が期待されます。ただ、夜間取引やシカゴ市場(CME)の日経平均先物は冴えない動きとなっており、先物次第ということになりそうです。主力銘柄のなかには売られすぎ感が強いものもあり、少なくとも売り難さは見られると思います。底堅さが確認されたものから買い直されることになると思います。

1万9000円を割り込むところでは買いが入ったという形です。一目均衡表の雲のねじれの日柄と値頃でぴたりと止まったという格好であり、ここからは雲のサポートを確認しながら戻りを試す動きになるのでしょう。1万9000円をまずは超えて来ることが必要ですが、いったんは1万9500円水準が上値となるかもしれません。


本日の投資戦略

昨日の日本市場は大きな下落となりました。それでもある程度予想されていた感じでもあり、パニック的にな売りと言うよりはどこまで売るか、どこから買うかというような雰囲気も見られました。米国株は堅調となりましたが、多分に買戻しだけで高くなったという感じでもあり、米国での利上げや日本の追加緩和などをしっかりと見極めるという状況には変わりないようです。

特に何が原因て売られているかと言えば、原油安と言われていますが、日本では原油安はメリットとなる企業が多いので、特に売り急ぐ要因ではないと思います。いわゆる信用収縮の動きで、ヘッジファンドなどの解約停止問題などが原因と言うことだと思います。そしてその解約停止の原因が米国の利上げであり、結局は利上げがあってもなくてもFOMCが終れば買えるものは買い直されるということになりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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