株主優待,実質利回り,配当
(写真=PIXTA)

最新版はこちら:2017年3月の株主優待銘柄 実質利回りランキング

投資する銘柄を選ぶ際に、まず配当利回りに注目するは当然として、このところ話題を集めているのが「株主優待」だ。権利確定日に株式を保有している株主に優待品を提供するというこの制度。配当利回りに株主優待の価値を加えた「実質利回り」を検討することも、投資の楽しみに深みを与えてくれる大きな要因となっている。

ここでは「生活の中で使える優待制度」という視点で、実質利回りのTOP20をランキングしてみた。なお、株価は2016年1月15日の終値を適用している。


株主優待注目度20位 カゴメ <2811>

トマトチャップや野菜飲料などで馴染みの大手食品メーカーである同社は、自然素材を生かした商品開発力での定評に加え、乳酸菌飲料事業にも注力している。優待制度としては、100株以上1000株未満を保有する株主に対して1000円相当、1000株以上の場合には3000円相当の同社製品が贈られる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、20万1800円。配当利回りの1.09%に加え、優待利回りが0.50%で、実質利回りは合わせて1.59%になる。

株主優待注目度 19位 WDI <3068>

ダイニングレストランの老舗で、パスタの「カプリチョーザ」を始めとする国内外のブランドを直営、もしくはフランチャイズ展開している同社は、100株以上500株未満の株主に対して3000円、500株以上1000株未満なら1万円、1000株以上2000株未満なら2万円、2000株以上の場合には3万円の優待券を発行している。

この優待券はフランチャイズ店舗を含む同社のグループ店舗で使用できる。また、100株以上の株主には、大部分の直営店舗で20%の割引が受けられるWDI VIP CARDが贈られる。株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、14万100円。配当利回りは0.57%だが、優待利回りは2.14%で、実質利回りは合わせて2.71%になる。

株主優待注目度 18位 クロップス <9428>

東海を地盤とする携帯電話販売会社の同社は、「au」専売で地域トップ級。人材派遣・ビルメンテを第2の柱にしている。株主優待として、500株以上を保有する株主に5000円相当のオリジナルカタログリストを提供している。

株主優待の対象となる500株を購入するために必要な金額は、26万8500円。配当利回りの0.93%に対し、優待利回りは1.86%で、実質利回りは合わせて2.79%になる。

株主優待注目度 17位 田谷 <4679>

同社は関東首都圏と福岡を地盤に直営ヘアサロンの「TAYA」を全国にチェーン展開する他、低価格業態の「Shampoo」も出店している。3月と9月の権利確定ごとに、100株以上500株未満の株主には2160円券1枚、500株以上1000株未満なら6480円券1枚、1000株以上の場合には6480円券2枚を発行している。店舗で優待券が使用できない場合には、ヘアケア製品との交換ができる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、6万7300円。配当利回りは見込めないものの、優待利回りは3.21%になり、ヘアケアが必須であることを考えると、なかなか魅力的ではある。

株主優待注目度 16位 アトム <7412>

コロワイド <7616> 傘下で、回転寿司や居酒屋チェーンを運営している同社。3月と9月の権利確定分ごとに、100株以上500株未満の株主には2000円分、500株以上1000株未満なら10000円分、1000株以上の場合には20000円分のポイントが発行される。このポイントは、一部店舗を除くコロワイドグループの店舗で利用できる

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、6万7100円。配当利回りは0.30%だが、優待利回りは2.98%で、実質利回りは合わせて3.28%になる。

株主優待注目度 15位 プロトコーポレーション <4298>

中古車情報誌「Goo」 などの発行やWebサイトを運営する同社の株主優待は、3月と9月の権利確定ごとに贈られる、保有株数に応じたカタログギフトだ。

3年未満の株式保有の場合、100株以上1000株未満で2000円相当、1000株以上6000株未満で3000円相当、6000株以上2万株未満で5000円相当、2万株以上で1万円相当となっている。また、株式保有が3年を超えると、それぞれ3000円相当、5000円相当、1万円相当、1万5000円相当と、優待内容がアップする。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、17万1300円。配当利回りの2.22%に対し、株式保有3年未満の優待利回りは1.17%で、実質利回りは合わせて3.39%になる。

株主優待注目度 14位 ヴィア・HD <7918>

印刷からは撤退し、焼き鳥居酒屋「備長扇屋」やお好み焼きの「ぼちぼち」などの飲食店を展開するなど、外食に集中している同社は、首都圏を地盤としながらM&Aにも積極的だ。優待制度としては、3月末日および9月末日の株主に対して、100株で2500円相当の優待券、以降1000株以上の2万5000円相当に至るまで、100株ごとに2500円分ずつ発行額が増える。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、8万8000円。配当利回りの0.57%に対し、優待利回りは2.84%で、実質利回りは合わせて3.41%になる。

株主優待注目度 13位 第一興商 <7458>

業務用通信カラオケ「DAM」で業界首位の同社は、直営で「ビッグエコー」や飲食店を運営している。株主優待としては、ビッグエコー、ウメ子の家、びすとろ家、東風家などの飲食店で利用できる500円相当の優待チケットを100株以上1000株未満の保有者に対して10枚、1000株以上の場合には25枚を発行している。音楽ソフト子会社のアルバムに交換することも可能で、100株以上1000株未満なら1枚、1000株以上の場合には2枚のCDが提供される。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、46万3000円。配当利回りの2.33%に対し、優待利回りは1.08%で、実質利回りは合わせて3.41%になる。

株主優待注目度 12位 吉野屋HD <9861>

牛丼屋の老舗で国内2位の同社は、収益源である「吉野家」の直営を軸に、すし、ステーキ、うどん等も事業展開している。株主優待として、100株以上1000株未満の保有者に対しては3000円分、1000株以上2000株未満は6000円分、2000株以上になると8000円分の優待券がそれぞれ提供される。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、14万1700円。配当利回りは1.41%だが、優待利回りは2.12%。実質利回りは合わせて3.53%になる。

株主優待注目度 11位 ファンケル <4921>

無添加化粧品の製造、販売を行っている同社は、栄養補助食品でも広く知られている。権利確定日は3月で、100株以上の株主は、①3000円相当の同社製品または東日本大震災への寄付、もしくは ②3000円分の「ファンケル銀座スクエア」利用券のいずれかを選択できる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、15万2500円。配当利回りの2.23%に対し優待利回りは1.97%で、実質利回りは合わせて4.20%となっている。

株主優待注目度 10位 ハウスオブローゼ <7506>

百貨店等でのボディケア品や化粧品の小売りを主たる業務とする同社は、リラクセーションサロンやフィットネスも手掛けている。優待制度として、100株以上1000株未満の株主には3000円相当、1000株以上なら1万円相当のオリジナルギフトボックスが届く。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、14万5800円。配当利回りの2.74%に対し、優待利回りは2.06%で、実質利回りは合わせて4.80%になる。

株主優待注目度 9位 ワタミ <7522>

和民などの居酒屋チェーンを展開する同社は、ワタミグループ店舗でランチタイムと金土曜日及び祝休日の前日を除いて1回に2枚まで利用可能な500円の優待券を、100株以上300株未満の株主に対しては6枚、300株以上500株未満なら12枚、500株以上1000株未満では18枚、1000株以上の場合には24枚発行している。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、8万500円。配当利回りは1.24%で、優待利回りは3.73%。実質利回りは合わせて4.97%になる。

株主優待注目度 8位 コロワイド <7616>

居酒屋「甘太郎」等を展開する同社は、アトム <7412> を傘下に持つ他、「牛角」のレインズインターナショナルを買収したことでも知られる。また、2014年12月にはカッパ・クリエイトHD <7421> を子会社化している。株主優待は単元株500株以上で共通となっており、3月と9月の権利確定ごとに各2回の計4回、コロワイドグループ全店で利用できる優待ポイントを1万円分発行している。

株主優待の対象となる500株を購入するために必要な金額は、85万5000円。配当利回りは0.29%だが、優待利回りは4.68%。実質利回りは合わせて4.97%になる。

株主優待注目度 7位 アジュバンコスメジャパン <4929>

関西を地盤に美容室経由で高価格品を主体にスキンケア、ヘアケア製品を販売している同社は、製造を外部に委託。株主優待として、100株以上1000株未満の保有者には5000円相当、1000株以上なら1万円相当のプロ仕様の同社製品が贈られる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、9万8700円。配当利回りの2.43%に加え、優待利回りは5.07%で、実質利回りは合わせて7.50%になる。なお、同社の権利確定日は20日のため注意が必要だ。

株主優待注目度 6位 健康コーポレーション <2928>

化粧品や美容器具、健康食品など美容・健康事業を手掛ける同社は、3月と9月の権利確定ごとに、保有株式に応じてカタログから自社製品を選べる優待制度を設けている。100株以上200株未満では4000円相当、200株以上400株未満では6000円相当、400株以上800株未満では1万2000円相当、800株以上1200株未満では2万4000円相当、1200株以上2000株未満では3万円相当で、2000株以上では3万6000円相当の製品が選べる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、6万4400円と比較的手頃。配当利回りは1.43%だが、優待利回りは6.21%で、実質利回りは合わせて7.64%になる。

株主優待注目度 5位 フランスベッド <7840>

フランスベッドと同メディカルサービス統合し、介護を中心に高齢者市場を深耕する同社。株主優待としては、100株以上200株未満の株主に対し、直営店舗や自社グループ製品を主に掲載を予定している株主優待専用サイトで利用ができる5000円の利用券、または同額の慈善団体への寄付。200株以上の保有者には金額が1万円となる他、同社グループ製品5品のうち1品を選択することもできるようになる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、9万3800円。配当利回りの2.67%に対し、優待利回りは5.33%で、実質利回りは合わせて8.00%になる。

株主優待注目度 4位 ラウンドワン <4680>

同社は馴染みの「スポッチャ」など、スポーツを中心としたレジャー施設ラウンドワンを展開している。3月と9月の権利確定ごとに株主優待制度が設けられており、100株以上500株未満の場合には、クラブカード引換券2枚と500円割引券4枚、健康ボウリング教室の株主優待券1枚が贈られる。500株以上なら、500円割引券が8枚に増える。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、5万6000円で、配当利回りは3.57%。クラブカード引換券を1枚300円、健康ボウリング教室の優待券を500円とした場合の優待利回りは5.54%で、実質利回りは合わせて9.11%になる。

株主優待注目度 3位 ダイドーリミテッド <3205>

アパレル中堅である同社の主力ブランドは「NEWYORKER」。不動産賃貸が安定収益源で、中国に生産拠点を置いている。株主優待としては、100株以上1000株未満の保有者に対して3500円相当、1000株以上の場合には1万1000円相当の同社関連商品が贈られる。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、4万8800円。配当利回りの3.07%に加え、優待利回りは7.17%で、実質利回りは合わせて10.25%になる。

株主優待注目度 2位 GMOインターネット <9449>

ドメイン、サーバー、セキュリティ、決済等のインターネットサービスを提供する同社は、法人向けをメインにしている。100株以上を保有する株主を対象に、①GMOくまポンギフト券2,000円分 ②GMOクリック証券におけるGMOインターネット株式の買付手数料相当額のキャッシュバック ③GMOクリック証券における売買手数料上限5000円をキャッシュバック ④同社グループが提供する各種サービスの利用料上限5000円割引 、などの株主優待制度がある。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、14万6700円。配当利回りは2.52%だが、多様な優待制度を利用する場合には、大いに有利な実質利回りを享受できる。

株主優待注目度 1位 イオン <8267>

国内流通首位の同社が用意している株主優待は、半期100万円までの買上金額に対し100株以上500株未満の保有者には3%、500株以上1000株未満なら4%、1000株以上3000株未満なら5%、さらに3000株以上になると7%が、それぞれキャッシュバックされると言うもの。

株主優待の対象となる100株を購入するために必要な金額は、15万6550円で、配当利回りは1.79%だが、毎日の買物に制度を活かせるのなら、これほど有利な実質利回りは無い筈だ。(ZUU online 編集部)

*本記事に記載されている個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。
*[2016年1月24日23時15分修正]タイトルを“2016年3月・9月に注目の株主優待20選”と記載しておりましたが、権利確定月が異なる銘柄の記載があったため修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。

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