(写真=PIXTA)
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おはようございます。「もういいだろう」と言い続けて1カ月経ちますが、ここで底入れとなった可能性もありそうです。水準が既に売られ過ぎということでもあり、売り手を考えてみるとここで売りが止まってもおかしくない感じです。オイルマネーが売り切っているのだとすれば、月内という可能性もあるのでしょうが、ヘッジファンドなどの売りは米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合を控えて買い戻すでしょう。

また、目先的に値動きだけで売り買いするような投機家は、動いた方につくということですから、オイルマネーの売りなどが止まれば、一気に戻すことになりそうです。特に対した理由もないなかで大きく動くことが多い市場ですから、金曜日と言うことだけで買戻しが入るかもしれません。追加緩和期待が高まり、米国での利上げペースの鈍化期待が高まれば一気に買われることになるのでしょう。

本日の日本市場も持高調整の売りが出るかどうかと言うことなのでしょうが、とりあえず欧州での追加緩和期待や米国株高を受けて買い先行となりそうです。売られ過ぎ銘柄のなかには昨日の相場でも下げ渋っているものも見られ、そろそろ買戻しを急ぐ動きも出て来るのではないかと思います。為替も円安方向に振れており、日銀の追加緩和期待が高まれば大幅高となり、今度は一気に戻りを試す動きになりそうです。

日経平均は1万6000円水準で下げ止まった格好です。昨日が安値引けとなったことで昨日の引けで売り終わったという可能性も高く、まとまった売りがでないと一気に1万7000円水準を目指すことになりそうです。ここからの金融政策への期待次第では1万8000円水準まで一気に戻すということもありそうです。

本日の投資戦略

昨日も酷い相場となりました。どれだけセンチメントが悪いのか、というような感じでしたが、単純にまだ売り終わっていなかったというだけのことでしょう。本日も夜間取引の日経平均先物などは大きく上昇しているのですが、ふたを開けて見ないことにはわからないという感じです。それでも、ここからのスケジュールを考えると、ここは買戻しも交えて買われるところではないかと思います。

恐らく昨日が底値だったという可能性も高いのではないかと思います。オイルマネーなどが月内いっぱいということでさらに売ってきたとしても、ヘッジファンドなどの投機筋は米FOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合を控えて、買い戻すものと思われ、少なくともいったんは底入れとなった可能性も高そうです。


清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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