(写真=PIXTA)
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おはようございます。週末の「マイナス金利導入」の興奮がまだ続きそうです。「マイナス金利」ということは週末にもさまざまな解説が行われており、興奮だけでなく功罪が問われて来そうですが、とりあえずは好感する動きが続きそうです。銀行にはデメリットと言う見方も強いのですが、銀行の奮起を促すという意味もあったものと思われ、貸出が増えるようであれば逆に銀行にとってもプラスとなって来そうです。

今の銀行は投資信託を売るだけという感じで積極的に貸し出しを増やそうとしていないような気がします。もちろん、企業側も合理化、効率化ばかりでお金を使うということをしておらず、企業が借金をしてでも人を雇う、賃上げをするということが必要なのだと思います。リストラをして配当を継続しているようであれば、日銀総裁の意図は違うということでしょう。

週末の欧米市場が高く、日銀の追加緩和=マイナス金利導入が認められたということになり、本日の日本市場も堅調な展開が期待されます。週末・月末要因での欧米市場の上昇とも考えられますが、世界的な景気鈍化懸念や新興国での米国利上げの影響への懸念なども薄れてきており、オイルマネーなどの換金売りが一巡となったと確認されれば一気に上値を試す動きも出て来そうです。主力銘柄を中心に戻りを試す動きが続きそうです。

こうなると節目としては1万8000円水準や1万8500円水準を試す動きになりそうです。さすがに一気に1万9000円まで戻すということはなさそうですし、いったん1万7500円水準での値固めとなる可能性もありそうですが、当面は下値は1万7500円水準上値は1万8500円程度となりそうです。

本日の投資戦略

ついにと言う感じで日銀がマイナス金利を導入しました。後は銀行がしっかりとお金を貸し、企業が投資や賃上げをしっかりと行うということになりそうです。すぐに、ということではないのでしょうが、しっかりとお金が回って来れば景気も良くなると思います。

1980年代バブルの時のように、賃金が上昇し、接待費などの会社経費がもっと使えるようになれば、景気も一気に回復するのだと思います。企業が合理化、効率化ばかりを追求せずに逆に無駄とおもえる経費を使うようになれば、物価も上昇、デフレ脱却景気回復となってくるのだと思います。


清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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