(写真=PIXTA)
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おはようございます。今朝もはっきりとしない天気でしたが寒くはなく、 春となっていることを感じます。株式市場も順調な回復を示していたのですが、さすがに上げ一服となり、 上げ一服となると単純に利益確定売りや戻り売りに押されただけだとしても「中国がどうした」とか「 3月10日は暴落が始まる」などと言って売り煽られてしまいそうです。

それでも2月の大底の時のようにあるものをないというような雰囲 気で売られたところはその後しっかりと反発となってくるものですし、 実際に「株価」は基本的には企業業績や金利との兼ね合いで決まると考えれば、 まだまだ「買える銘柄」も多いのではないかと思います。 目先の喧騒に惑わされず、しっかりと買える銘柄を仕込んでおくということで良いのでしょう。

米国株が軟調となったことや為替も円高気味と言うことから本日の 日本市場も冴えない展開となりそうです。ただ、 既に前日に大きく売られる場面があるなど調整も行われており、 再度底堅さが確認されるかどうかと言うことになりそうです。1万7000円水準が上値と言う印象になったことから今度はどこの水準が売られ過ぎかと言うように下値を試すことになるのでしょう。 小型銘柄は幕間つなぎ的に値動きの良し悪しで売り買い交錯となりそうです。

1万6500円~ 600円水準での底堅さを一気に試す動きになっています。昨日はいったん反発となりましたが、 引き続き円高や世界的な景気鈍化懸念が出て来たことから再度1万6500円~ 600円水準での底堅さを確認することになるのでしょう。上値は1万7000円水準と言うことになった雰囲気なので、週末の先物・オプションSQ(特別清算指数)算出も「1万6500円か1万7000円か、あるいは1万6250円や1万6000円か」 などと言う喧しい声も聞こえて来そうです。

本日の投資戦略

先週までと市場のセンチメントが変わった感じです。先物・ オプションのSQ(特別清算指数) 算出のある週は一方向に大きく振れやすい週ではあるのですが、3月と言う決算月と言うことでもあり、 特に何に反応するというよりはセンチメントで大きく振らされることになりそうです。 中国の景気鈍化などが喧しく言われており、 経済対策効果を打ち消して株式市場では売り要因となりつつあるようです。

本日も米国株安などをきっかけに中国の景気がどうしたという話題 になり、中国株でも安くなると大きく調整となる可能性もありそうです。 日本の新聞でも大きく中国の影響などが取りざたされており、 中国要因での株安を仕掛けやすい雰囲気になっています。加えて、マイナス金利への批判もあり、 日銀の金融政策決定会合への期待も薄れさせているような感じです。


清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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