英語,ビジネス英語,単語帳
(写真=Thinkstock/Getty Images)

「英語を話せるようになりたい」−−。そう思っているビジネスパーソンは少なくないはずだ。そしてそのための基礎となるのが単語だ。英語は「3715個の単語を使えれば95%を理解できる」(Utilizing the British National Corpus to Analyze TOEIC Tests調べ)と言われる。加えてビジネスシーンでは、その業界独自の専門用語を駆使する必要があるが、必要な単語をなかなか覚えられずに苦労している人もいるだろう。

そこで、素通りではない「記憶に残る」学習法を紹介する。一見、遠回りとも言える方法もあるが実はすこぶる効果的だ。

立ったまま覚える

単語をメモしたり、調べたり、スマホやPCへの入力などが必要になる学習ツールを使うなら、立って学習するほうが実は効率は上がる。というのも、立ったままのほうが脳に回る血液の量が増えると言われているからだ。

最近では、スタンディングデスクを見かけるようになったが、立って作業のできる高さのものを独自で用意するのでもいい。立ったままといっても直立したままというわけではないので、いくらかの体の動作が加わるはずだ。長時間の学習での眠気や腰痛などの疲労感も軽減にもつながる。さらには、カロリーを消費することから肥満や糖尿病のリスクも下がると話題になっている。

歩きながら(または歩いた後)覚える

リスニングやスピーキング、リーディングなどは、歩きながら行うことをお勧めする。体を動かすことで脳の血流の活性化し、座っている時よりも半分の時間で記憶力が2倍になるという科学的な結果も出ている。血流が良くなることで脳の酸素量が増え、眠気も抑えられ、集中力がぐんとアップする。歩きながら声に出して覚えると、体と同時に、視覚、聴覚、声を使っていることになる。

新しい単語は自分の中でしっかり定着するまで、何度も繰り返し使う場数が必要だ。その単語に慣れ、使いこなすことにつながりやすい方法と言える。プレゼンや会議の場面をシミュレーションしながら実際にロールプレイングしてみるのも効果的だ。

ただ「歩きながらはどうも……」という人は「歩いた後」でもいいかもしれない。米イリノイ大学で行われた実験で、歩いた後のほうが単語の記憶力があがることも分かっているからだ。ただし短期記憶のチカラが高まるだけなので、定着させるためには別の努力も必要だ。

絵を描いて覚える

「何を子供じみたことを」と思う人もいるかもしれないが、文字だけでインプットされた単語より、はるかに長い時間、記憶に残る方法といわれている。

決まった絵というものはなく、自分がその単語を調べてから連想する絵を描いて、頭の中で単語とイメージを結び付けて置く。この作業は面倒なものだが、覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しをするより効率的だ。

また固有名詞の場合は、単語一つが持つ意味はおおむね一つだが、形容詞、副詞、前置詞などは複数の意味を持つものが多い。イメージで覚えておくほうが的確な場面でその単語を使えるし、知らずに間違った使い方をすることを防げる。結果、表現の幅も広がる。覚えにくい単語も同様で、描いてみることで定着を早める。

描くことが苦痛な人には、オックスフォード大学のピクチャーディクショナリーを使うといいかもしれない。日常会話、動作、様々な表現がリアリティー感のある画像で載せられている。眺めているだけでも、単語を使用するシーンなどのイメージができ、記憶に残りやすい工夫がなされている。Kindle版もある。

ビジネスの場面では、瞬時にその単語を読み取り、発声でき、意味を理解することが重要となる。いきなり海外出張を言い渡されたり、英語でのプレゼンを任命された時、あなたは自分の英語力に自信はあるだろうか。

単語力を上げたい人や時間の限られた人こそ、ぜひ上述の方法を試してみて欲しい。立ったまま、歩きながら行うと効率が上がるというのは英単語の記憶に限った話ではない。職場でも自宅でも、一度試してみる価値はあるのではないだろうか。(ZUU online 編集部)

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