人間ドックの受診を検討する際に、検査内容などに迷うことも多いでしょう。

今回は、人間ドックの検査項目を網羅的に紹介します。これから人間ドックを受ける予定の人は、どの検査を受ければ良いのかを知るためにもぜひ参考にしてみてください。

人間ドックと健康診断の違いとは?

人間ドック
(画像=PIXTA)

まず、人間ドックと一般健康診断の違いについて簡単に解説します。

そもそも両者は目的が異なります。一般健康診断が、会社の義務である社員の健康管理をすることがメインの目的であるのに対し、人間ドックは詳細に検査を行い、より多くの病気の早期発見をするという目的があります。

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人間ドックは、個人が任意で受ける検査です。日帰りもありますが、一泊する人間ドックもあります。任意検査なので、検査項目は人間ドックの施設やそれぞれの施設で行う複数のコースによって異なります。自分が関心の高い検査を選んで受けることもできます。

人間ドックを受ける際は、自分が関心のある検査を実施している医療機関を選ぶことが大切です。

「定期健康診断でもたくさんの項目を検査しているし、人間ドックを受けなくても大丈夫」と考える人もいるでしょう。確かに、それで充分な人もいますが、従来の健診だけでは、自らの体の状態を詳細に把握することは難しいかもしれません。自分の健康状態を理解した上で、より深く適したメンテナンスを行うために人間ドックという健診があると、理解しておくのがよいでしょう。

日本では、治療に関する医療費は保険診療とされますが、予防に関する医療費は自費診療とされます。そのため、人間ドックは自費に該当し、全額を自己負担しなければなりません。

保険診療の場合、国が定めた診療報酬点数によって治療費が決まりますが、自費診療の場合、検査費用の設定は各医療機関に委ねられています。そのため、医療機関によって費用が違うのも人間ドックの特徴です。

歯科ドック・眼科ドックなど特定の部位に特化したものも

人間ドックは、全身の健康を幅広くチェックするための検査です。そのため、一般健康診断の内容に加えて、胃カメラやCT、MRIなどの検査項目が増え、女性特有の病気や特定の部位に特化した検査など医療施設ごとにさまざまなコースがあります。

また、歯科ドック・眼科ドックのように特定の部位に特化したものもあります。

歯科ドックとは?

歯科ドックでは、虫歯・歯周病のチェックから、口腔内粘膜、舌の状態から咬合力(噛む力)や顎関節の検査などを行ないます。

口の中の状態は全身の健康状態に大きな影響を及ぼします。また、定期的にチェックを受けることで、口腔内の悪化だけでなく、様々な体の疾患の可能性を防ぎ、結果的に医療費や通院時間を削減することができます。

また、検査の結果を踏まえて、生活習慣の見直しに生かすこともできるでしょう。

眼科ドックとは?

視力を含めた眼の能力は、人生を長く楽しむために必要不可欠です。しかし、片方の眼に異常が発生したとしても、もう片方の目がカバーするため、問題が起きていても自覚しづらい傾向があります。

病気により眼の機能が低下してしまうと、治療をしても回復が困難な場合も多いため、早期の発見と治療が不可欠です。

眼科ドックでは、視力はもちろん眼底、眼圧検査、視野検査、屈折、調節力検査、ドライアイ検査などを行い、眼の健康状態を総合的に精密検査します。

レディースドックとは?

レディースドックでは、主に下記のような検査が行われます。

・一般細菌検査(カンジダ・トリコモナス・雑菌の有無を調べる検査)
・子宮頸がん検査(子宮入り口の細胞を調べる検査)
・経膣エコー(子宮がん・卵巣がん・子宮内膜症、卵巣のう腫などを調べる検査)
・乳腺超音波検査(乳がんの検査)
・マンモグラフィ検査(乳がんの検査)

子宮頸がんは1年間で約1万1,000人が診断されるほど罹患者数が多く、20代後半から増加し始めます。子宮頸がんや乳がんのリスクがあることから、女性は50代半ばまで、男性よりがんの罹患率が高くなります。

子宮頸がんも乳がんも早期発見できれば命に別状はない可能性が高いですが、発見が遅れてしまうと、最悪の場合死亡するケースもあります。

上記で紹介した以外でも、自分が普段から気になっている身体に部位に関する検査を受けてみるのも良いでしょう。

健康のための費用は幸せな人生への投資

これまで説明してきたように健康診断と人間ドックでは、目的が異なるため検査項目にも大きな差があります。

また、現在の一般的な人間ドックには、眼や歯の精密検査が含まれていない場合が少なくありません。しかし、自分の体を詳細にメンテナンスすることを考えれば、眼や口腔状態を正しく評価確認する眼の検査、歯の検査も欠かせません。

健康診断を受けっぱなしにしてしまう人も多いですが、まずは今持っている健診の結果を見直すことから始めることが重要です。検査結果を診ることで疲れの原因を探ることができたり、生活のどこを変えれば病気になりにくくなるのか、といったことも考えるきっかけにもなり得ます。その上で、一般的な健康診断ではわからない部分も精査し、より身体の管理を徹底したいなら人間ドックを受診するとよいでしょう。

こうした人間ドックを受ける費用は、確かにそれなりに費用がかかりますが、病気になって、場合によっては重症化してから病院にかかり、多額の医療費がかかる可能性を考えれば、安いと考えることもできます。また、病気になると、自分の思う通りの人生を送れない場合も十分考えられます。

人間ドック受診は、幸せな人生への投資ととらえることもできるのではないでしょうか。

※KRD Nihombashiは健康保険の使用ができない、自由診療の健診施設です。 健診は、スタンダード、ライト、「歯・目・血」、プレミアム、レディースの各コースをご用意しており、 料金はスタンダードAコースで13万7500円、Bコースで12万1000円、プレミアムでは男性コース22万円、 女性コースは24万8000円となっています。各コースともに、70項目以上の検査項目を実施し、 受診者さまの健康管理をサポートいたします。料金の詳しくは以下をご確認ください。
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