口を動かしたとき、あごの動きに違和感を覚えたことはありませんか?じつは、人は年齢とともに骨格が変化し、噛み合わせが悪くなることがあります。噛み合わせが悪いと、歯周病リスクが高まるほか、全身に影響が出ることがわかっています。今回は、噛み合わせが健康に与える影響と、治療コストの目安を解説していきます。

噛み合わせとは?悪化によって発症する体と心のリスクとは?

噛み合わせ
(画像=stock.adobe.com)

まず、噛み合わせの意味と、噛み合わせが悪いとどんな健康リスクが発生するかを詳しく解説します。

噛み合わせの意味

噛み合わせとは、あごを上下に動かした時の、上の歯と下の歯の接触のことです。

ひとくちに噛み合わせが悪いといっても、症状の出方はさまざまです。前歯が噛み合っていない、奥歯が噛み合っていない、特定の歯がぶつかっている、噛み合わせが左右にずれているなど、人によっていくつかのパターンがあります。

噛み合わせが悪いと、顎関節症(がくかんせつしょう)になり、開口障害や顎運動異常が現れることがあります。放置すると、食事をしにくくなったり、発音が不明瞭になったり、さまざまな影響が出ます。

口を開け閉めするときにあごから音が聞こえたり、たまに口が開きにくいと感じたり、引っかかる感触があったりする方は、噛み合わせが悪くなっているかもしれません。

噛み合わせは、食事や会話といった日常生活で欠かせない行為に影響を及ぼすため、違和感を放置するのは危険です。

噛み合わせが悪いと全身に影響が出る

噛み合わせが悪いと、じつは全身に影響が出るといわれています。たとえば、頭痛、肩こり、腰痛、関節の痛み、不眠やイライラに悩んでいる場合、噛み合わせが原因という可能性もあります。ほかに、耳鳴りやめまい、難聴といった症状が出るケースもあります。

噛み合わせが悪いせいで食事が負担になると、同僚や家族と食事をするのがストレスになることもあります。発音が不明瞭になると、人との会話を楽しめなくなったり、コンプレックスから笑えなくなったり、精神的な影響が出るケースも少なくありません。そうなると、仕事に支障をきたすこともあります。

「噛む」ことは認知症予防の効果があることもわかっています。噛む力が衰えることは、将来的に認知症リスクを高めることにもなりかねません。

また、噛み合わせが悪いと、特定の歯に負担がかかり歯周病リスクも高まります。歯周病は、放置していると歯がポロッと抜けてしまう恐ろしい病気です。噛み合わせが悪いことを軽くみて放置せず、違和感を覚えたら早めに治療を始めましょう。

噛み合わせを直すには?治療費の相場も紹介

続いて、噛み合わせを直す方法をみていきましょう。気になる治療費の相場も紹介します。

噛み合わせを自分で直す方法はある?

噛み合わせを自分で直す方法として、ストレッチが有効という説もあります。たとえば、舌を下の奥歯と頬の間にはさみ、左右を行き来させるといったストレッチがあります。

ただし、ストレッチで確実に噛み合わせが改善するという保証はありません。自分で正確な診断をくだすことはできないため、噛み合わせが気になるなら歯科医院で速やかに治療を受けましょう。

自由診療なので治療費は高額になる

※治療費の目安はあくまで参考であり、実際の治療費は症状の重さや治療の範囲、歯科医院によって異なります。

噛み合わせの治療は、自由診療にあたるため、治療費が高額になる傾向があります。保険適用なら、治療費の最大3割を負担すればすみますが、自由診療の場合、全額が自己負担になるからです。

治療費の目安は60万円から70万円ですが、症状によっては100万円を超えることも少なくありません。さらに、あごの手術が必要な場合、数十万円から数百万円の手術費用・入院費用が発生する可能性があります。

治療期間が数年間にわたるなど、時間的なコストも発生します。仕事をしながら治療を継続するのは、大きな負担になるでしょう。

噛み合わせに不安があるなら適切な健康投資を

噛み合わせは、経年変化でみていくことが大切です。一度の検査では、問題点が明らかにならないことも少なくありません。定期的な健康診断を受け、噛み合わせをチェックすることが、症状の悪化を防ぐことにつながります。

噛み合わせが悪くなる原因として、歯ぎしりや食いしばりが関係していることがあります。定期的に口腔粘膜検査や咬合力検査をすることで、頬にある噛みあとなどから、歯ぎしりや食いしばりの兆候をいち早く発見できます。

噛み合わせが悪くなる前にアプローチできれば、高額な治療費も長期間に渡る通院の負担も発生しません。

30代は、健康リスクが気になりつつも、つい無理をしてしまいがちな年代です。「まだ大丈夫」と思って何もせずに30代を過ごすと、40代になってから、さまざまな健康リスクが一気に出てくることも少なくありません。治療に追われる毎日では、仕事にキャリアに、支障が出てしまいます。健康リスクを正しく認識し、30代のうちから適切な健康投資を行いましょう。

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