「自分らしく生きがいのある生活」の実現に向けて動き出した飯田氏。とはいえ、何を始めるにも助走期間が必要と話します。

飯田氏が必要だと考えた「2つの準備」とはーー。

(※本稿は、飯田勝啓著『立ち止まって考える“サラリーマンの出口戦略” 「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!』(アーク出版)の一部を再編集したものです)

書籍
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立ち止まって考える“サラリーマンの出口戦略” 「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!
今の生活と将来に不安を抱き、精神的に辛い思いをされている人へ―。たとえごく普通のサラリーマンであっても「自分らしく生きがいのある自由な世界」は実現できます。もちろん株式投資のようなハイリスクなものでも、また築いた資産を取り崩す方法でもありません。それは毎月定期的に入る家賃収入で生活を安定させる低リスクの「ワンルームマンション投資」です。何から始め、どう取り組めばよいか体験に基づきながら実践術を紹介します。
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目次

  1. 「自分らしく生きがいのある自由な世界」の実現に向けて準備すること
  2. 「経済的基盤」はワンルームマンションの賃貸料で築く!
    1. 「経済的基盤」は不労所得で!
    2. ワンルーム経営のメリット

「自分らしく生きがいのある自由な世界」の実現に向けて準備すること

不動産投資で自分らしい生活を手に入れたサラリーマンの実話②

充実したセカンドライフを実現するには、60歳で定年を迎えてから始めようと思っても、一部の特殊なケースを除くとなかなか難しいのではないでしょうか。その理由は、何を始めるにも助走期間が必要だからです。準備することは大きく2つです。

⑴サラリーマン卒業後に何をするのか考え、自分の目指す方向性をある程度決めておく

趣味に生きるのであれば、忙しいサラリーマン生活から解放され、時間ができてから、ゆっくり始めればよいでしょう。あわてる必要はありません。しかし、起業して「自分らしく生きがいのある自由な世界」を目指していくのであれば、事前の準備は不可欠です。

資格取得を伴うのであれば、勉強する時間も必要でしょう。資格を所得したとしても、経験を積むには、それ相当の時間は必要です。報酬をいただくには、プロとして認められなければなりません。そのためには知識や経験は不可欠で、定年後からでは遅いのです。

⑵「自分らしく生きがいのある自由な世界」を無理なく過ごす経済的基盤をつくっておく

この経済的基盤がないまま定年を迎えると、同じ会社で定年延長や継続雇用になったとしても、定年前と比べて、収入が半減してしまうことはおわかりのことでしょう。年金をあてにしようにも、受給開始年齢までの空白期間があります。

年金を受け取れるようになっても、楽しく充実した「自分らしく生きがいのある自由な世界」をおくるには経済的基盤は不可欠で、ギリギリの生活に追われていたら楽しいものにはなりません。この世界を充実したものにするためには、その基盤を築くための準備期間がどうしても必要になるのです。

では、この2つの準備について実際に何をすればよいでしょうか。私の12年間を振り返りながら、「自分らしく生きがいのある自由な世界」へ向けたアクションを具体的に紹介します。

「経済的基盤」はワンルームマンションの賃貸料で築く!

経済的基盤を築く方法はさまざまありますが、まずは「不労所得」がなぜ必要か。そして私が「不労所得」の手段としてワンルームマンションを所有し、それを賃貸することで家賃収入を得ることを経済的基盤として、今まで実践してきた方法を紹介します。

「経済的基盤」は不労所得で!

「不労所得」ってなんでしょうか。サラリーマンとして働いて給料をもらうこと、これを「勤労所得」というのに対し、「不労所得」とは文字どおり、「働かないで得られる所得」ということです。「働かないで」と聞くと、なんとなく「働かざる者、喰うべからず」とよからぬイメージを連想してしまいますが、誤解しないでください。サラリーマンは自分の限りある時間を切り売りして、その対価として給料をもらいます。サラリーマンなら何の疑問もなく、そうしていることでしょう。しかし、限りある時間をすべて会社のために使っていたら、定年で会社を辞めたときに何が残るでしょうか。よくて退職金をそこそこもらって、「お疲れさまでした」と終わるのではないでしょうか。

それに対して「不労所得」は自分の時間を切り売りしないで収入を得ることで、自分の時間を確保することができます。そして「不労所得」とは「働かない」ではなく、どうすれば自分の時間を切り売りしないでよいかを考え、そのための準備をし、行動した結果として得られる収入です。何もしないで、〝棚からぼたもち〟が降ってくるわけではないことを強調しておきたいと思います。
さらに老後資金全般について考えてみましょう。公的年金はあるものの、多くの人はそれとは別に老後の資金を働けるうちに稼ぎ、蓄え、それを取り崩して老後の生活をおくるというライフスタイルが一般的でしょう。年金は定期的に入ってきますが、「老後の2000万円不足」問題に象徴されるように、年金で不足する部分を退職金やそれまで蓄えた貯蓄などを切り崩して生活していくのでは、「いつか底をついてしまう」という漠然とした不安にならないでしょうか。銀行預金では1000万円でわずか200円の利息、加えてこの先インフレになれば元金自体が目減りするリスクすらあるのです。

給料に代わる収入がなければ、預金残高が年々減少していくのは当然のことで、この先、長生きしていくために、老後資金を倹約して無駄遣いしない生活をおくっていく必要があります。
このつつましい生活は大事なことで、これを否定するつもりはありません。ですが、好きな海外旅行や趣味の世界をガマンして老後の生活をおくるのは少し寂しい気がしませんか。人生一度キリですからね。いずれ訪れる〝お迎え〟のときに自分のやりたいことはすべてやったといえるくらいが理想ではないでしょうか。そのためにも「不労所得」は欠かせない「経済的基盤」になると私は考えています。

ワンルーム経営のメリット

不動産投資といっても値上がり益を期待する投資「キャピタルゲイン」もあれば、資産として所有し、そこからの賃料を得る「インカムゲイン」もあります。それぞれに特徴がありますが、経済的基盤を築くなら私は迷わず後者を奨めます。なぜなら、常に安定して定期的な収入を得られるようにすることが目的だからです。

一発大儲けを狙うのであれば、安く買って高く売る「キャピタルゲイン」ですが、〝デイトレーダー〟のように売買を繰り返し続けることは現実的ではありません。また都心のワンルーム投資を不動産のプロは「ローリスク・ローリターン」で旨味がないと敬遠する傾向があるようですが、私はそうは思いません。手取りは少なくても、低リスクで定期的に着実に果実を得るという考え方こそが「自分らしく生きがいのある自由な世界」の経済的基盤づくりには効果的だと考えています。

その「インカムゲイン」でも、対象は土地付き一棟のアパートもあれば、区分所有する分譲マンションもあります。さらにその中にはファミリータイプもあれば、ワンルームタイプもあります。そうした数ある選択肢から、ワンルームマンションを投資対象に選んだのには理由があります。それは自分で立地を選べるからでした。

アパート経営は昔からあり、老後の生活を補う経済的基盤の代表選手です。もちろん一棟のアパートには土地がついている安心があり、それ自体は魅力ですが、土地付きのアパートを立地で選択する場合、私の資力で購入できるのはせいぜい郊外物件がいいところで、どんなに頑張ったとしても銀座にアパートは買えないのです。これに対してワンルームマンションであるならば、土地は〝持分〟という権利しかありませんが、都心でもマンションとして一室を買うことは十分可能だったのです。そんな私の1戸目のワンルームは銀座の東側に立地するものでした。

飯田勝啓氏
飯田勝啓氏
大学を卒業後、大手クレジットカード会社に勤務し、2013年退職。書店で手にした1冊の不動産投資の本をきっかけに、マンション投資について研究。サラリーマンにもできるワンルームマンション投資を自ら実践し、そのノウハウを広めてきた。自分のための不動産投資にとどまらず、マンション管理士として、管理組合やオーナーのマンションに関連したトラブルの解決や資産価値の向上のため、また、マンションでの防災対策などを通して社会貢献を目指している。悩める中高年サラリーマンの“出口戦略”を支援する活動も行っている。
現在11戸のワンルームマンションを保有し、家族と共に“セカンドライフ”を謳歌している。

著書
『49歳の窓際サラリーマンだった私が会社を辞めて家賃収入だけでラクラク生活を実現した話』(かんき出版 / 2014年)
『立ち止まって考える“サラリーマンの出口戦略”「自分らしく生きがいのある生活」は低リスク・超安定のワンルーム投資で実現する!~何から始め、どう取り組むか、体験的実践術!~』(アーク出版 / 2022年2月16日出版)