以下のYoutube動画は昨年の11/26に行われたチャリティーイベント「日本SAIKOH」のダイジェストです。
私自身は会場に足を運んでおりませんが、その後メディアのインタビューなども通じても、ジム・ロジャース氏は日本円と日本株に強気な発言をしています。
この時点での同氏の発言通りになっているシナリオが多くて驚きですが、新興国株式の急落や日本株の上昇など今年に入ってまだ同氏の予測通りになっていない点にも注目です。
以下、要旨。
欧州・米国・新興国などの株式は売り持ち
2012年~2013年にかけて景気も株式市場も悲観的に見ている。
日本株に関しては買い持ち (2010年末から検討し、大震災後に買っていった)
日本は少子高齢化・債務の残高の膨張など厳しい問題点は多い。
しかし、1983年(約30年前)の水準は安く放置されすぎている。
また、高金利をめがけて海外へ投資されたジャパンマネーは損失を契機に日本に逆流することになる。それが円高を起こす。また、低金利の預金や日本国債でなく、日本株式や商品に流入することになる。
農業関連とともに介護関連に注目している。またタカラトミーやサンリオも買い持ちしている。理由は日本では少子化だが世界は少子化ではない。海外市場で売れる。
商品市場に強気であり、特に農業製品と貴金属に強気である。
通貨では日本円とスイスフランが最大の持ち高である。
現在シンガポールを拠点にする同氏だからこそ、日本を含むアジアに関する見方には注目しています。今後も同氏の動向・発言についてはアップデートしていきたいと思います。
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