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ポートフォリオは一律ではない

株式投資に限らず、投資をするにあたってはポートフォリオを組むことが大切です。但し、間違ったポートフォリオは資産を減らしかねません。
しかし、だからといって絶対無二の正しいポートフォリオが存在するわけでもありません。100人の投資家がいれば100通りのポートフォリオがあって構わないのです。

しばしば、マネー雑誌などでポートフォリオの組み方が紹介されていますが、これらはあくまで参考程度に見ておくべきものです。また、経済環境、自分の性格、可能投資額によって、ポートフォリオは常に変化し、定期的なメンテナンスを必要とします。1年前と今のポートフォリオが全く違う形になっていても、そこに投資に対するポリシーがあるのであれば、全く悪い事ではありません。NISAで、ポートフォリオをどう組み替えるのかというメンテナンスも必要です。


どの投資商品をNISAに充てるか

さて、NISAを利用するにあたって、イメージしやすいことが安定した配当金を得られるような銘柄や分配金が安定している投資信託を購入することです。株式投資信託経由での資金は、比較的流動性がある銘柄に向かうのではないでしょうか。株式投資信託の場合、いざという時に売れない状況は運用会社にとってリスクだからです。時価総額が大きい割には割安に放置されていると考えられる銘柄をさがすと考えたときに、時価総額1000億円以上、PBR1倍以下、PER12倍以下、自己資本比率45%以上という条件でスクリーニングをかけるなど、自ら条件を変えていろいろ試してみましょう。