TOYOTA

米ブランドコンサルティング会社のインターブランドは9日、2014年の世界ブランドランキングを発表した。トップ100にランクインした日本企業はトヨタ自動車(8位)、ホンダ(20位)、キヤノン(37位)、ソニー(52位)、日産自動車(56位)、パナソニック(64位)、任天堂(100位)の7社だった。

世界ブランドランキングは、世界規模で事業を展開するブランドを対象とし、そのブランドが持つ価値を金額に換算。上位100位をランク付けしたものだ。

日本勢でトップに立ったのは昨年に引き続きトヨタ自動車。昨年の10位から8位へ順位を上げている。ホンダは昨年の20位と変わらないが、ブランド価値価格は昨年比17%アップの216億7300万ドル(約2兆1673億円)と上昇した。日産自動車は昨年の65位から56位にランクアップ。ブランド価値は23%増加し、76億2300万ドル(約7623億円)となっている。

自動車勢以外ではキヤノンがトップ。昨年より順位を2つ落としたものの、ブランド価値自体は6%増加している。業績不振であえぐソニーは昨年の46位から52位に後退。同じく任天堂は昨年の67位から100位と、大きくランクダウンしている。

ランキング全体の首位は2年連続でアップルが獲得。2位はグーグル、3位はコカコーラと続き、サムソンがアジア勢でトップとなる7位に入った。なお、ランキングトップ10は以下のとおり。

1位 アップル
2位 グーグル
3位 コカ・コーラ
4位 IBM
5位 マイクロソフト
6位 GE
7位 サムスン
8位 トヨタ
9位 マクドナルド
10位 メルセデス・ベンツ

[写真]= daniel via flickr cc

【関連記事】
意外な修繕費!? 〜集客の強みが管理の弱みに〜分譲マンション選びの大きな落とし穴とは
妖怪ウォッチの経済効果、ジバニャンがピカチュウを抜く!?
今のうちに「LINE」に投資をする方法をわかりやすくまとめてみた。
IPO(新規公開株)ならどのネット証券会社が優位?~抽選方法や取扱実績の比較から~
日系企業の中国進出の成否はネーミング戦略で大きくわかれる!!