アイロムホールディングス <2372> は2日、同社の子会社であるディナベックと、国際エイズワクチン推進構想(IAVI)が共同開発したエイズウイルス予防ワクチンの臨床試験の暫定結果を発表し、安全性が確認されたと公表した。詳細は第28回日本エイズ学会学術集会・総会で発表される。
臨床試験の第Ⅰ相試験は、米国エモリー大学のHIV予防研究所において 2013年 4 月に開始され、ロンドンのチェルシー・アンド・ウエストミンスター病院、ケニア・ナイロビのケニアエイズワクチン推進構想でも実施された。試験は順調に進み、計65人への投与が行われたという。
そこで得られたデータを分析した結果、重篤な副作用等は発生せず、安全性が確認された。今後はより詳細な解析を行い、その結果を踏まえて今後の開発や導入の検討を行っていく。
なお、この発表に伴い、アイロムHDの株価は期待買いが殺到。前日比500円高の2510円まで買われ、ストップ高を記録。年初来高値を更新した。
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