(写真=MIDリート投資法人HPより)
MID都市開発は同社が保有するMIDリートマネジメントの発行済株式総数の65%を三菱商事・ユービーエス・リアルティへ譲渡する。
MID都市開発はMIDリート投資法人 <3227> の資産運用委託先であるMIDリートマネジメント親会社であり、今回の株式譲渡によりMIDリート投資法人のメインスポンサーが三菱商事・ユービーエス・リアルティへ変更することになる。同時に同投資法人は新投資口も発行、三菱商事及びUBSに4200口ずつ割り当て、約24億円を調達する。
MIDリート投資法人は、大阪圏のオフィスビルを重点的な投資対象としており、本日現在における保有物件数は12物件、取得価格の総額は1576億円。
三菱商事・ユービーエス・リアルティは日本リテールファンド投資法人 <8953> (保有物件数89件・取得価格合計8509億円)及び「産業ファンド投資法人」 <3249> (保有物件数 41件・取得価格合計2029億円)を運用し、収益の安定性確保を果たしている。
MIDリート投資法人は、スポンサーの変更により、今後、三菱商事及びそのグループ会社の幅広い事業領域に基づく物件運営面でのサポート、及び、安定した資金調達が期待できる。
また、新スポンサー参画後の外部成長の第一弾として、三菱商事・ユービーエス・リ アルティから住友不動産上野ビル6号館(取得予定価格約74億円)を取得する予定。本物件を取得後、三菱商事・ユービーエス・リアルティが関わる上場不動産投資法人の運用資産残高(取得価格ベース)は 1兆2190億円となる。(ZUU online 編集部)
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