（写真=トヨタ HPより）
トヨタ <7203> は 13 日、「 TOYOTA MIRAI ショールーム」を 4 月 17 日（金）に東京都港区にオープンすると発表した。同ショールームは、燃料電池自動車や燃料の元である水素についての情報発信を行うためにオープンされるものだ。
同社は、宇宙で一番豊富なクリーンエネルギーとして水素の活用を重視し、燃料電池自動車（ FCV ） MIRAI を開発した。 MIRAI は「水素社会へのイノベーション」と「モビリティへのイノベーション」という 2 つのイノベーションを実現できるとして、トヨタが強力に推進しているプロジェクトだ。
同ショールームには、岩谷産業 <8088> が運営する「イワタニ水素ステーション芝公園」が併設されている。岩谷産業は、トヨタ、および JX 日鉱日石エネルギーとともに燃料電池自動車の普及に欠かせない燃料インフラ整備を進めている。この併設施設によって、ユーザーに自動車燃料としての水素への理解を深めてもらうことが目的だ。
MIRAI は、 732 万 6 千円と高額で、国の補助金を利用しても約 520 万円となるが、昨年 12 月 15 日の発表後 1 か月で 1500 台を発売していた。しかし、まだまだ公官庁や高所得者が中心であるため、今回のショールームを通じた情報発信で、一般ユーザーにも理解を深めて需要を拡大する必要があると思われる。（ZUU online 編集部）
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