水素ステーション芝公園
(写真=トヨタ HPより)

岩谷産業 <8088> 、および東芝 <6502> 傘下の東芝燃料電池システムはそれぞれ4月13日、日本初となるショールーム併設型の水素ステーション「イワタニ水素ステーション芝公園」をオープンし、純水素型燃料電池システムの実証運用をスタートすると公表した。

同水素ステーションは、同日にトヨタ自動車 <7203> から発表された「TOYOTA MIRAIショールーム」に併設されているもので、昨年発売開始されたトヨタの燃料電池自動車MIRAIへの水素需要に対応するべく都内としては初めての商用施設として岩谷産業がオープンするものだ。

同ステーションでは、東芝燃料電池システムが開発した純水素型燃料システムが使用されており、狭いスペースでの設置が可能なばかりか、50%超の発電効率、95%の総合効率、1〜2分の急速起動が実現するとしている。

岩谷産業は、2015年末までに東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市を中心に20カ所の水素ステーションの設置を予定している。今回の都心ショールームは、その第一弾の水素ステーションとして、今後需要が拡大すると予想されている燃料電池自動車普及のために重要な役割を担う事になる。(ZUU online 編集部)

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