10位 Secret watch with phoenix décor $2,755,000 (3.3億円)

セレブ推奨、 Cartier(カルティエ) の逸品。時計というより宝飾品の色彩が強い。


9位 Emperador Temple $3.3 Million

Piaget(ピアジェ ) の本領発揮ともいうべき、ブリリアントカットを多用したダイヤモンドの時計ブレスレット。単なる見せ筋ではなく、かなり人気のある商品として流通しているとのこと。


8位 1928 Single-Button Chronograph $3.6 Million(4.32億円)

こちは、 Patek Philippe(パテック・フィリップ) のアンティークモデル。1928年と言えば昭和3年。そのモデルが4億円以上の価格で、オークションにて落札されている。時計としての機能はパテック・フィリップのお墨付きとのこと


7位 1939 Platinum World Time $4 Million(4.8億円)

こちらは、 Patek Philippe(パテック・フィリップ)の 1939年製の世界41都市の時刻が判るモデル。さらに高額でオークションにて落札されている。第二次世界大戦開戦直前の時代のモデルだ。


6位 Meteoris $4.6Million(5.52億円)

大物時計師ルイ・モネの名を冠したヴィンテージ&エレガントな、 Louis Moinet(ルイ・モネ)の メカニカルウォッチ。円高時代に3億だったが、今や5億超の存在。機械的ソーラーシステムで稼動する。


5位 No.2667 Precision Stop  $4.6Million (5.52億円)

Breguet(ブレゲ) & Filsの時計で、 なんと1814年製のプレミアムオークションモデル。ナポレオンが生きていたころお気に入りだったブランド。まさにそのころの時計でアンティークゆえ、目の飛び出るほどの価格で落札されている。


4位 Big Bang  $5Million(6億円)

おなじみ、 Hublot(ウブロ) のビッグバン。1280個のダイヤが埋めこまれており、6億円だ。ビヨンセが旦那にプレゼントするために購入した時計としても有名。


3位 Calibre 89 $6Million (7.2億円)

Patek Philippe(パテック・フィリップ) が1989年に、9年もの歳月を費やして完成させた世界最先端時計。正座表からサーモメータ、日の出日の入りの時刻もわかるインディケーター付きだ。


2位 Supercomplication Pocket Watch $11Million(13.2億円)

3位に続いて、 Patek Philippe(パテック・フィリップ)の時計。 こちらは1925年製のポケットウォッチで、関東大震災のころの時計。このときに既に永久カレンダー、月の満ち欠け、日の出日の入りインディケーターを実装。オークションで売買されるアンティークの価格は、気が遠くなるほど天井知らずの値がつけられている。


1位 201-Carat $25Million (30億円)

ドイツの職人魂と、スイスの時計作りの歴史的資産を併せ持つ、 Chopard(ショパール) が作り上げた逸品。874個のダイヤモンドが使われており、総量は201カラットに及ぶ。金額は占めて30億円なり。うっかりすると時計の存在を忘れるほどの宝石。

こうしてみてくると、なじみのあるブランドが多いことがわかる。フラッグシップモデルとしてバーゼルなどの見本市に並んだだけの商品なのかと思いきや、多くの商品は実際に流通もしているというから驚きだ。

サマージャンボ宝くじの1等前後賞が見事当たっても4位以下の商品しか買えないという高額ぶりには、改めてため息が出るばかり。世の中にはこういうお金の使い方もあることを再認識させられる。