帝国データバンクは8日、2015年上半期の円安関連倒産状況を発表した。一時1ドル125円台まで円安が進んだ影響で、負債額1000万円以上の倒産企業の中で円安関連倒産は231件。前年同期比は59.3%の大幅増加となった。

15年上半期の円安関連倒産は前期に比べて31件増えており、集計開始の13年上半期以降、半期ベースで4期連続の前期比増加となった。倒産企業の従業員数は5318人と前年同期の2倍以上。

地域別では関東が94件でトップ。次いで中部と近畿の32件、九州24件の順で、38都道府県で判明した。

業種別では運輸業が52件と最多で、繊維・衣服・繊維製品卸売業の34件、食料品・飼料・飲料製造業の21件と続いた。

負債規模では、1億円以上5億円未満が99件で全体の42.9%。負債額トップはスカイマークの710億8800万円だった。(ZUU online 編集部)

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