SBIホールディングス <8473> と傘下のSBI証券は7月27日、証券会社向けのシステム開発会社を設立すると発表した。8月から営業を開始する。システム開発・運用・保守などのシステム関連業務について内製化を図るとともに、将来的にはグループ以外からの受注も視野に入れる。

発表によると、SBI証券では現在、システム関連業務を複数の会社に業務委託している。システム開発会社を設立することで、SBIグループ内でのシステム関連業務の内製化を進め、システムコストの削減やサービスレベルの向上、グループ内へのシステム関連ノウハウの集約を図る。

新会社名は「SBI BITS(ヱスビーアイビッツ)」で、SBIホールディングスとSBI証券が半分ずつ出資する。数十人規模で営業を開始するが、今後、エンジニアを積極的に採用し、SBI証券からの受注規模を順次拡大させる。

将来的にはSBIグループの海外証券事業や銀行・保険事業など、SBI証券以外のシステム開発を手掛け、システム関連業務のグループ内製化率の向上を図る。これらの実績をもとに、グループ外からの受注も目指すという。(ZUU online 編集部)

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