(画像=WEBサイト)
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北陸新幹線の開業以降、ますます観光人気が高まっている北陸の間違いなし! という人気のお土産を厳選してご紹介しよう。(表記の値段は「きんつば」を除き税抜き)

金沢銘菓の代表選手 「きんつば」 中田屋

茶道が盛んな金沢でお茶うけのお菓子として古くから親しまれてきた「きんつば」。そんな歴史の中で、昭和9年創業と金沢では比較的新しいお店ながら「きんつばと言えば中田屋」というくらいの銘品。その人気は全国区と言ってもいい程だ。

艶やかでふっくらした大納言小豆の餡に薄焼きの皮、優しい甘さを引き立てる塩加減が絶妙な「きんつば」は5個入で842円。季節によって、えんどう豆を使った「うぐいす」(9月〜5月末頃)や能登栗を贅沢に用いた「毬栗」(9月上旬頃〜12月中旬)などもそろうので何度行っても楽しい。

女性ウケは間違いなし「わり氷」 和菓子村上

赤、黄、緑、無色の淡く透き通った色合いに彩られた繊細な干菓子は、寒天の乾燥に6日間かける伝統の製法で作られており、外はカリッと中はしっとり。口に含むと程よい甘さが広がる。「わり氷」(6個入)1160円と少しお高めだが、一粒一粒職人の手で割った趣きのあるかけらは可愛らしい見た目で、女性にもオススメのお土産だ。

製造元の「和菓子村上」は創業明治44年の老舗。定番の黒糖ふくさ餅など他にも食べてみたい人気商商品が揃っている。

半沢直樹もお気に入り「じろあめ」 俵屋

(画像=WEBサイト)
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天保元年創業、金沢で最も古い歴史を持つ飴屋「俵屋」の看板商品は照りのある黄金色をした水飴状の柔らかい壺に入った「じろあめ」1000円だ。良質の米と大麦だけを使用した添加物なしの素朴な味わいで、どこか懐かしさを感じさせてくれる。

人気ドラマ「半沢直樹」で、金沢出身の主人公のお気に入りとして登場したことでも有名。創業当時、初代店主が母乳の代わりになる栄養価の高い食品はないかと考えた末に作り上げた飴だという逸話も残っているほど、滋味に富んだ品でもある。金沢市小橋町の本店の店頭では、桶からすくって試食させてもらうこともできる。

“富山湾の宝石”を使った 「しろえび紀行」 ささら屋

富山湾の深海に生息し、水晶のように透き通った薄紅色の美しい姿から「富山湾の宝石」と呼ばれるしろえび。コクのある上品な味わいと豊かな香りは、富山を代表する特産品だ。18袋入りで1000円と職場へのお土産としてもいいだろう。

しろえびを贅沢に使った塩焼きせんべい「しろえび紀行」はロングセラー商品で、食べる前から香り立つしろえびの風味と絶妙な塩加減が変わらぬ人気の秘密だ。他にも「富山湾の蒼玉(サファイア)」と言われるほたるいかの沖漬け風味に仕上げた「ほたるいか紀行」というあられも販売している。

昆布で巻いたかまぼこ? 巻きかまぼこ 梅かま

(画像=WEBサイト)
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独特の「かまぼこ文化」を持つ富山の中でも特徴的なのが「巻きかまぼこ」。板のついたかまぼこではなく、昆布に魚肉のすり身をつけ、海苔巻きのように巻かれた「巻きかまぼこ」が主流だ。特に昆布で巻かれたタイプが一番人気を誇り、地域ブランドに登録されているほどだ。

人気のかまぼこ店「梅かま」の「別撰」シリーズは、通常のかまぼこの材料に加えて、近海で獲れた「にぎす」という魚のすり身が入っており、もちろん一つひとつ職人による手巻き。値段は「別撰昆布巻」で1430円。吟味された素材と職人の技を満喫できる。

有名なものから、地域の特色が出たものまで、一度と言わず何度でも食べたくなるお土産がまだまだある。一度訪れて、自分好みのお土産を探してみてはいかがだろうか。(ZUU online編集部)