IPO,2017
(写真=PIXTA)

2017年も既に約4カ月が経過し、多くの銘柄が上場した。トランプ相場と呼ばれる上昇トレンドが終わった後の横ばい相場である上で、ここにきて地政学的リスクの台頭によって株価もじょじょに下落の流れに乗りつつある。そんな中で、IPOとして上場した銘柄の初値のパフォーマンスは軒並み上々な模様だ。

そこで2017年4月19日までに上場した33銘柄の公募価格(上場前の価格)に対する初値(上場後初めてつく価格)のパフォーマンスや現在の株価などをまとめてみた。

またそこからどのような銘柄が人気化し資金が集中するのかも考察してみよう(※以下、上場日が古い順に記載。株価は2017年4月19日終値)。

初値が公募価格の2倍以上になった14銘柄

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銘柄名/上場市場/公募価格(円)/初値(円)/騰落率(%)/株価 (円)
シャノン <3976>/マザーズ/1,500/6,310/320/3,315
フュージョン <3977> /アンビシャス/1,140/2,872/151/1,359
ユナイテッド&コレクティブ <3557> /マザーズ/1,620/4,500/177/3,900
ピーバンドットコム <3559> /マザーズ/1,650/3,530/113/2,175
ファイズ <9325> /マザーズ/1,250/4,010/220/7,400
ほぼ日 <3560> /JASDAQ/2,350/5,360/128/4,455
インターネットインフィニティー <6545> /マザーズ/1,320/5,040/281/4,230
力の源HD <3561> /マザーズ/600/2,230/271/2,250
フルテック <6546> /東証2部/600/1,230/105/910
オロ <3983> /マザーズ/2,070/4,750/129/3,080
No.1 <3562> /JASDAQ/1,570/3,460/120/2,650
ユーザーローカル <3984> /マザーズ/2,940/12,500/325/8,720
テモナ <3985> /マザーズ/2,550/8,050/215/5,930
旅工房 <6548> /マザーズ/1,370/3,750/173/4,140

初値が公募価格より高かった14銘柄