経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

「パナソニック REAL PRO(リアルプロ)EP-MA120」がフルモデルチェンジして2023年12月1日に発売されました。同社のマッサージチェア最上位モデルで価格はオープン。市場想定価格67万円程度(税込)となっています。

「身体だけでなく心までくつろげるプライベート空間」を目指して開発されており、全身を包み込むようなシェルフォルムが特徴的。プロのマッサージ師の親指の動きを追求した「ヒューマンハンドモミメカ」などを筆頭に、独自の技術が詰め込まれています。

今回は、リアルプロの開発に携わるパナソニック ヘルシーブランドマネジメント部ヘルシー国内マネジメント課 岡澤貴子氏と株式会社アドウェイズの取締役会長 岡村陽久氏に、リアルプロについて存分に語り合ってもらいました。

まずは実際の使用感を味わってもらうべく、岡村会長がリアルプロを体験。「うおぉぉ……」「これはすごい」と感嘆の声を漏らしながらマッサージを受けていた岡村会長、しばらくすると静かに目を閉じて……。サウナ事業も手掛け、リラクゼーションにも詳しい岡村会長は、リアルプロをどのように評価するのでしょうか。

体験者:岡村陽久
株式会社アドウェイズ 取締役会長

アドウェイズ・グループの設立者。2021年7月より取締役会長に就任。連結子会社にて、全国200店舗を目標に会員制定額サウナ「オールドルーキーサウナ」を六本木、渋谷、新宿、銀座にて展開。自身も毎日のようにサウナに入り、毎週マッサージに通うほどリラックスすることを大切にしている。

目次

  1. 想像を超えるリラックス空間
  2. 開発者の意気込みが伝わる優れた機能性
  3. リラクゼーションに必要なお金と時間に革命
  4. マッサージも仕事もリアルプロに包まれて
  5. 多忙な経営者も手軽にリフレッシュできる
  6. マッサージチェアの概念が変わる

想像を超えるリラックス空間

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

パナソニック ヘルシーブランドマネジメント部 ヘルシー国内マネジメント課 岡澤貴子(以降、岡澤): リアルプロEP-MA120をご体験いただきましたが、いかがでしたか?

株式会社アドウェイズ 取締役会長 岡村陽久(以降、岡村): マッサージチェアを侮っていたわけではないですけど、そこまで期待はしていませんでした。でも、正直に言って……想像を超えていましたね。ずっとリアルプロに座っていたいですね。できることなら今すぐ戻りたいです(笑)。

実を言うと、来る前に筋トレをして、サウナに行き、2時間マッサージを受けてしっかりほぐしておいたんです。マッサージチェアが効かない身体にしてきたつもりだったのですが、これほど効くとは驚きました。

岡澤: 入念な下準備をして来ていただきありがとうございます(笑)。どんなところが気に入りましたか?

岡村: リアルプロは私の身体を把握した上でマッサージをしてくれているなというのを感じました。ピントが合っているとでも表現しましょうか。おかげで何も考えず身を委ねることができました。これはすごいことですよ、マッサージ師の施術でさえ多少はズレますから。

一般的なマッサージ機って、この人の背筋はだいたいこの辺だろう、足はこの辺だろう、といった感じで動きますよね。だから本気で気持ちよくなろうと思ったら、人間が少し姿勢を変えたりして“協力”する必要があります。

岡澤: まさにそのとおりです! 体の各部位の位置を把握するのが非常に重要で、弊社商品は肩の自動センシングという機能を用いて、座っている方の体形を予測し、肩甲骨や腰の位置にあわせて、それぞれのマッサージを行います。

また、当社独自の温感モミ玉が縦横無尽に動くことも特徴です。4つの高精度センサーがモミ玉の位置を的確に感知しつつ、もみ圧を調整しながらマッサージしていくので、その人に適した強度のマッサージができるようになっています。

岡村: そうですよね。何かしらセンサーで感知していないと、ここまでピントが合うことはないと思いました。例えば、凝った肩には、上からしっかりと強く揉んでくれるし、痛く感じやすい部位などは、弱く揉んでくれます。

開発者の意気込みが伝わる優れた機能性

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

岡村: モミ玉がお尻の下まで届くのも初めて経験しました。腰のあたりまで届き、上半身を揉んだり叩いたりというのはよくある機能だと思いますが、下半身をマッサージするのは今までなかったように思います。しかも、そのままだと身体が浮いて力が逃げてしまいますが、エアバッグが膨らんで太腿を押さえつけてくれるので、モミ玉の力がダイレクトに伝わります。開発者さんの「揉みほぐしてやるぞ!」という気持ちを感じましたね。

岡澤: 人に施術してもらうマッサージはうつぶせで上から押してもらう形になります。それをマッサージチェアに座った状態で再現するためにエアバッグで体を押さえるようにしました。元々は、モミ玉で揉めないところをエアバックでマッサージするというコンセプトだったのですが、その後検討を重ね、モミ玉とエアバッグを連動させる工夫をして、よりモミ玉が効率的に揉めるようになったわけです。

機能面の一番の進化は、先ほどおっしゃっていただいたように、モミ玉のフレームを直線型からカーブ型に変え、お尻の下まで潜り込むようにしたことです。そこをしっかり感じていただけて嬉しいです。

岡村: 筋肉の多くは下半身にあると言われています。「凝る」と聞くと、肩や背中を想像する方が多いと思いますが、今はリモートワークなどの影響もあって、下半身の筋肉が凝りやすくなっていますので重点的にマッサージしてくれるのは良いですね。

リラクゼーションに必要なお金と時間に革命

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

岡澤: 岡村さんは身体のことに詳しいですが、ボディメンテナンスやリラクゼーションは普段から意識的になさっているのでしょうか。

岡村: 実は今、グループ会社でサウナ事業を展開しています。サウナに入って心身ともにリラックスしていただきたいので、リラクゼーションについては日々勉強しています。私自身も毎日サウナに入ってリラックスしていますし、少なくとも週1回はマッサージやストレッチに通っています。

岡澤: お仕事もお忙しいでしょうし、時間を調整して通うのは難しいのではないですか?

岡村: まさにそこが課題です。マッサージやストレッチに通うのって、お金だけでは解決できず、時間が必要です。家から近いと仮定しても片道15分くらいはかかるでしょう。これは私の身体の話なので個人差はあると思いますが、1時間の施術では身体全体を十分にほぐすことはできません。少なくとも1時間半から2時間は必要です。そこから15分かけて帰ってくると、合計2時間半です。

その時間を捻出するのは簡単ではありません。心からリラックスしたいので4週先まで予約を入れて、確実に時間を取るようにしています。料金にしても、1時間8000円だとすると、2時間で1万6000円。週に1回ずつ通うと月に6万4000円、年間で76万8000円ですか……。そう考えるとマッサージチェアの購入という選択肢はありかもしれませんね。

岡澤: リアルプロがご自宅や職場にあると想像してみてください。

岡村: 岡澤さん、これはリラックス革命ですよ。人の手によるマッサージは親指2本ですが、これはモミ玉が4つあって細かく動きながらもみほぐしてくれるので、かなりの時短になりますよね。

予約不要なのがすごく嬉しいですし、これまでマッサージへ通うために2時間半かけていたことがリアルプロなら30分でできちゃう気がします。リモートワークをしていると、会議の合間など30分ぐらい時間が空いてしまうことは頻繁にあります。これがデスクの横にあればその30分間を有効活用できますね。

岡澤: デザインについてはいかがですか? シェルフォルムといって、貝殻が包み込むような感じをイメージしています。2023年度グッドデザイン賞もいただいています。

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

岡村: スッキリまとまっているので圧迫感も抑えられていますし、高級感があっていいですね。確かに包み込まれるような感覚でした。

マッサージも仕事もリアルプロに包まれて

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

岡村: 僕はマッサージでは寝たことがないのですが、先ほどは本当に寝てしまいそうでした。マッサージが終わったあとも、そのまま座っていたい気分になりました。

岡澤: マッサージ中はリクライニング状態になり、終了したら起き上がる設定がデフォルトなのですが、リクライニングしたまま電源が切れるようにも設定できます。マッサージ後にスマートフォンやパソコンを見ていただいてもいいですし、プライベート空間としても使っていただければと思います。

岡村: 仕事の合間に使う際は、リラックスしすぎちゃわないようにリクライニングの角度を調整したほうがいいかもしれないですね(笑)。

多忙な経営者も手軽にリフレッシュできる

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

岡澤: 岡村さんは、サウナも経営されていらっしゃいますが、サウナにいらっしゃるお客さまとの親和性はいかがでしょうか。

岡村: めちゃくちゃ合うと思いますよ。私も店長としてお客さまと会話することもありますが、8割ぐらいは経営者かマネジメント層でして、心も身体もリラックスするための手段としてサウナを利用されています。そして、サウナに行く人はマッサージに行く方も多いと思います。身体が凝っているのはもちろんですが、マッサージを受けている間はすごくリラックスできますから。身体がリラックス状態だと、頭の中をリセットできます。

リアルプロが家に置けたら座るたびにリフレッシュできて、仕事に新たな気持ちで取り組めそうです。まずは両親にプレゼントしたいなと思っています。ぜひ弊社のサウナ施設にも導入したいと思ったのですが、幅が85cmぐらいあると搬入が難しいかな?

岡澤: ありがとうございます。ひじ掛けのパーツを取り外せるので、梱包開梱時の幅はおよそ68cmです。一般的なご家庭の玄関からも搬入できるサイズですのでぜひ!

このような多機能のマッサージチェアの場合、何年か前の機種だと分厚い説明書があり、リモコンの操作も難しくて機能を使い切ることができないという課題もありましたが、このリアルプロEP-MA120はタッチパネルでの直感的な操作ができるようになっていますので、岡村会長の親御さん世代にも使っていただきやすくなっていると思います。ぜひご活用いただければ幸いです。

岡村: そうですね。ぜひ多くの方に体験していただきたいです。

マッサージチェアの概念が変わる

経営者のリフレッシュに時短革命 −パナソニック「リアルプロEP-MA120」−

プロのもみ技を経験しているからこそ、マッサージチェアは敬遠気味だったという岡村会長。その先入観は完全に覆されたようです。プログラムが終わってリクライニングポジションからチェアのポジションに戻った時の圧倒されたような表情が何よりそれを物語っていました。

岡村会長は「実際に体験してもらえたら、2人に1人は購入すると思いますよ!」と太鼓判。プロのマッサージ師の技を目指した機能を備え、短時間でも存分にリフレッシュできる「パナソニック リアルプロEP-MA120」、ぜひお試しください。