サントリー
(写真=HPより)

サントリー食品インターナショナル <2587> が5月1日、2015年12月期第1四半期の決算を発表した。

2015年今期の決算は売上高が2725億(前年比0.5%)、営業利益101億円(前年比1.0%)四半期純利益は同58.6%の46億円だった。

カテゴリー別に見ると、前年度の販売数量を上回ったのは炭酸飲料(コーラ除く)のみ。そのほかではコーラ系飲料や、機能性飲料の売上低下が目立った。

国際事業は好調に推移しており、欧州で売上高が減少したものの、アジア、オセアニア、米州で2割ほど拡大しており、利益率は全体で4割も増加した。

サントリーはここ数年、清涼飲料のオランジーナ・シュウェップスや、グラクソ・スミスクラインの清涼飲料事業を買収するなど大型M&Aを実施してきた。海外の有名ブランドを買収し、そのブランド力と販売網を利用し海外の需要を捉えようとしている。国内での販売は苦戦しているようだが、レモンジーナやヨーグリーナの出荷停止が話題になるなど、話題にも事欠かない。同社の今後の展開に注目したい。(ZUU online 編集部)

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