ニコン <7731> は再生医療用の細胞を受託生産する事業に参入する。ニコンが100%出資して新会社「ニコン・セル・イノベーション」を設立。世界大手のロンザ社(本社・スイス)と業務提携契約を締結し、同社の技術ノウハウを取り入れながら日本での受託生産事業に取り組む。

再生医療用細胞の受託生産は、製薬会社からの委託に基づいて再生医療で使われる細胞を生産し、供給する事業。ロンザ社と提携することで、同社が持つ生産システムなどを活用するほか、生産設備体制などについてコンサルティングサービスを受ける。

ニコンは今回の参入を機に、体性幹細胞などの細胞生産ノウハウを習得し、将来のiPS細胞細胞による再生医療の実用化に向けた取り組みを強化していく考え。

工場の竣工は2017年度上期を予定しているという。(ZUU online 編集部)

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