ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ) <2142> の入場者数が増え続けている。 2014年7月に人気映画をテーマにした「ハリー・ポッターの魔法の世界」がオープンしたこともあり、2014年度は1,200万人を超え、過去最高の入場者数となりそうだ。

同年7月以降、毎月入場者数は右肩上がりで、2015年1月には1,000万人を超えた。最高入場者数を記録した開業初年度2001年の1,102万人の数字を突破しそうな勢いだ。

オープンの翌年以降は800万人台で推移したものの、2011年頃から再び入場者数が増加に転じ始めた。イベントの開催や人気アトラクションの採用を進めた結果、2012年8月には単月での入場者数が100万人を上回った。入場者数はその後も順調に伸び、2013年度には開業以来初の1,000万人を超えている。

2014年度は先述の「ハリー・ポッター~」のオープンに加え、人気アニメ『エヴァンゲリオン』、『進撃の巨人』や『モンスターハンター』といったゲームをテーマとする期間限定のイベントも開催。閑散期の集客につなげている。


後ろ向きに走るジェットコースター

一時不調だった集客率を蘇らせたのが、『モンスターハンター』や『バイオハザード』といった人気ゲームとのコラボレーションによるエンターテインメント主体への転換だった。オープン当初は大人向け映画がコンセプトのテーマパークだったが、子ども連れの家族をターゲットに加えたことで770万人まで落ち込んでいた入場者数を増やすきっかけをつくった。

続いて2013年から後ろ向きに走るジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」を導入。一般的なコースターと走る向きが異なるため、後頭部から落ちるスリルや、後ろ向きで急降下することによる浮遊感が話題となり、一時は550分待ちになるほど大人気を博している。後ろ向きに走るという発想が面白いだけでなく開発コストを抑えることができているため、低コストでの集客ができた格好だ。