コーヒーギフト
(写真=PIXTA)

味の素 <2802> は、味の素グループのギフト事業の強化を図るため、同社のギフト事業を連結子会社の味の素ゼネラルフーヅ(AGF)に譲渡し、両社のギフト事業を統合すると発表した。統合時期は2016年4月1日の予定。統合することで、スペシャリティのある「食・嗜好飲料」と「健康」ギフトの創出を目指す。

味の素は、既存製品領域の隣接製品、隣接市場への事業領域拡大に取り組んでおり、今年4月にAGFを連結子会社化した。その後、各部門において協業を進め、事業構造の強化、新製品開発や生産面でのシナジーを模索してきた。

ギフト市場では中元・歳暮市場の縮小傾向が続く一方、中元・歳暮や法人ギフト以外のパーソナルギフトはギフト市場の約6割を占め、年率約2%で伸長するなど、今後も拡大する見通しという。パーソナルギフト市場での存在感を高めるため、味の素とAGFのギフト事業を統合することにした。

具体的には、製品ポートフォリオの見直し、事業運営・営業体制等の効率化により収益性の改善を進める。生産・物流拠点の再構築を行うことで、事業構造強化も図る。また、独自技術を活用し、既存製品(食品・嗜好飲料)に加え「健康」の価値を有する新領域のギフトを開発していく。(ZUU online 編集部)

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