ZUU online magazine2019年6月号(4月20日)発売の第一特集「平成『お金』の30年史」からお届けします。

ZUU online Magazine
『ZUU online magazine』2019年6月号(4月20日)発売
日経平均株価が3万8957円の史上最高値をつけた平成元年。その後、バブル崩壊やリーマンショック、アベノミクス相場など、経済および金融市場は再生と混乱を繰り返してきました。その間、株式市場ではネット証券が誕生、個人投資家の株式売買のすそ野が広がりました。また、金融マーケットにはFX(外国為替証拠金取引)や仮想通貨など、さまざまな商品も登場しています。本特集では、平成の金融マーケットの変革を振り返り、新たな元号として幕開けする新時代に向けたマネーとの向き合い方を提案していきます。
また、別冊付録では、3000人超の生徒数を抱えるアジア最大の投資塾「株塾」のチャート奥義を公開。チャートの鉄板テクニックを1ページ完結で解説していきます。※画像をクリックするとAmazonへ飛びます

誰も想像しえなかった10年間。「アベノミクス」で27年ぶりの高値へ

#04 経済復興と隆盛~アベノミクス相場と官製相場の是非~ A.D.2009-2018
(画像=FreelySky /Shutterstock.com , ZUU online Magazine)

リーマンショックで傷ついたマーケットが、各国中央銀行の量的金融緩和により修復し、そして誰も想像しえないほど株式市場が発展する―。これが平成最後の10年である。NYダウは2018年10月、2万6951ドルの史上最高値を記録。上場企業で初の「時価総額1兆ドル企業」も誕生した。ナスダック上場のアップルとアマゾンだ。