楽天証券でNISA口座を開設した場合には多くのメリットがある。商品ラインナップの豊富さ、売買手数料無料、楽天スーパーポイントが貯まる、ポイント投資etc.NISA口座の税金面の他にも享受できるメリットを紹介していこう。

節税効果に優れているNISA口座

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(画像=StreetVJ/Shutterstock.com)

一般的に株式や投資信託の譲渡益や普通分配金には通常20.315%の税金がかかる。たとえば100万円の譲渡益があった場合には20万3,150円を税金として納める必要がある。

しかしNISAでの投資は譲渡益や分配金が非課税となり、非課税対象枠は年間120万円までで、期間は5年間。投資総額は最大600万円までで、2014年から2023年までの10年間が制度継続期間として予定されている。

自分にとってメリットの多い金融機関でNISA口座を開設するのがベストだが、楽天証券には7つのメリットがある。

メリット1 国内株を始め投資信託など豊富な商品ラインナップ

楽天証券でNISA口座を開設する場合のメリットとしては、まず商品ラインナップの豊富さがあげられる。NISA口座の投資対象商品は東証などの国内株はもちろんのこと、外国株(米国株式、中国株式、アセアン株式)や海外ETF(米国、中国、シンガポール)、投資信託などがある。

特に投資信託は幅広い銘柄を扱っており、取扱い本数は2019年3月25日現在で2,666本、買付手数料無料のノーロード投信は1,351本、毎月分配型は790本。楽天証券であれば幅広い投資信託の中から自分にあった銘柄を選ぶことができるのだ。

メリット2 国内株式の売買手数料は無料

楽天証券のNISA取引は手数料がお得になっていることもメリットの一つだ。具体的には国内株式の売買手数料は無料で、海外ETFの買付手数料は全額キャッシュバックされる。

投資信託については一般の口座と同様の手数料だが、楽天証券が取扱っている投資信託の半数以上が手数料無料のノーロード投信であるため、こちらを選べば買付手数料は無料だ。

メリット3 取引実績に応じて楽天スーパーポイントが貯まる

楽天証券ではNISA口座での取引実績に応じて楽天スーパーポイントが貯まる。NISA口座でポイント付与の対象となっているのは投資信託の積立をした場合と、投資信託の保有だ。

投資信託の積立の場合は投信積立サービスの買付手数料の全額がポイントバックの対象。投資信託の残高の場合は楽天銀行との連携などの条件をクリアすれば、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント付与される。

条件を達成していない場合にも、投資信託残高50万円以上でポイントが付与されるプログラムが別途用意されている。

メリット4 楽天スーパーポイントを使って最低100ポイントから投資できる

楽天証券では楽天グループや提携店舗などで獲得した楽天スーパーポイントを利用し、NISA口座で投資ができる。

対象となるのは投資信託の通常注文と積立注文で、最低100ポイントから1ポイント単位で購入できるため、少額のポイントでも投資に利用できる。

メリット5  楽天カードで投信購入もできポイントも貯まる

楽天証券では投資信託を積立購入する場合に、クレジットカードの楽天カードが利用できる。こちらのサービスはNISA口座以外の口座でも利用可能だ。

楽天カードを利用した場合にはポイント還元もあり、決済額に応じて100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが楽天カードから付与される。

メリット6 楽天銀行の金利が上がる

楽天証券を利用している場合は楽天銀行と連携サービス「マネーブリッジ」に申し込むと、楽天銀行で優遇金利が適用される。

具体的な金利は楽天銀行の普通預金金利0.02%(税引後0.015%)が優遇金利の適用によって、年0.1%(税引後0.079%)となる。

メリット7 NISA口座で最短即日買付ができる

楽天証券ではNISA即日買付制度に対応しており、NISA口座を未開設の場合でも最短で当日にNISA口座で金融商品が購入できる。

NISA口座の取引をするために必要な日数は、楽天証券の総合取引口座をすでに開設している場合は当日、総合取引口座を未開設の場合は約6日となる。

様々な優遇が受けられる楽天証券でのNISA口座開設

NISA口座はひとり1口座しか持つことはできないが、金融機関は1年ごとに変更できる。すでにNISAを始めている人も、これからNISA口座を開設しようと迷っている人も、7つのメリットがある楽天証券を選択肢の一つに加えてみてはいかがだろうか。

文・右田創一朗(元証券マンのフリーライター)/MONEY TIMES

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