2019年6月3日11時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週末5月31日(金)は、株価と米ドル/円が大幅下落。背景はメキシコが不法移民対策を行っていないという理由でメキシコからの輸入品に徐々に25%の追加関税をかけるとのトランプ米大統領令の発令や、中国の5月製造業PMIが50を再び切ったことなどだ。またさらに、昨日2日(日)に閉幕したシンガポールでのASEAN国防大臣会議にて、米中対立の激化が伝えられたことから、リスクオフ全開の様相となっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円のチャートをみるとサポートであった109.00円を割り込み下落しているが、1時間足ベースで12時間くらい、幅の狭いレンジで推移するか、少し緩やかに上昇するような場面形成からのショートを狙っていきたいと思っている。最初のレジスタンスのレベルは108.70円付近にあるので、このラインくらいまで調整があり、抑えられたら売りのタイミングになるかと思ってみている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。