楽天証券と楽天銀行は同時開設がおすすめ?併用するメリット・デメリットを解説!

楽天証券と楽天銀行は併用がおすすめ?同時開設のメリット・デメリットも解説!
(画像=ZUU online編集部)

楽天証券と楽天銀行を同時開設すると、連携サービス「マネーブリッジ」を利用することができます。連携する最大のメリットは楽天銀行に預けているお金に最大0.10%の優遇金利が適用されることです。これはメガバンクの普通預金金利(年0.001%)の100倍高い水準です。

目次

  1. 楽天銀行と楽天証券を同時開設するメリットは「マネーブリッジ」を利用できること
  2. 楽天銀行と楽天証券を同時開設するデメリットは両方ともネット形態であること
  3. 楽天証券の口座開設キャンペーン
  4. 楽天銀行と楽天証券を同時開設する流れ
  5. 楽天銀行は改悪された?楽天証券と併用するなら抑えておくべき2つの注意点
  6. ネット銀行×ネット証券で他におすすめの組み合わせは?
  7. 楽天証券と楽天銀行の併用に関するFAQ

楽天銀行と楽天証券を同時開設するメリットは「マネーブリッジ」を利用できること

マネーブリッジとは
(画像=ZUU online編集部)

楽天銀行と楽天証券を同時開設して併用するメリットは、両口座を連携させるサービスである「マネーブリッジ」が利用できるようになることです。マネーブリッジを利用すると「優遇金利」、「自動入出金(スイープ)」、「ハッピープログラム」などを利用できます。

また、楽天証券のウェブサイトで銀行口座の預金残高を確認できる「残高表示サービス」や、楽天証券の信用取引口座を持つ方を対象とする「投資あんしんサービス」、手数料無料でいつでも出金できる「らくらく入出金」などの特典があるのも魅力です。

ここでは、特にメリットが大きい以下の3つの特典について詳しく解説します。

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マネーブリッジのメリット1:高い金利がつく

マネーブリッジを利用すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されます。楽天銀行の通常の預金金利は年0.02%(税引前)ですが、マネーブリッジ設定により最大で5倍の年0.10%(税引前)に上がります。

メガバンク3行(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)の普通預金金利である年0.001%と比べると、金利が100倍高い水準であることがわかります。

例えば、100万円を1年間預け入れた場合に受け取れる利息を比較すると、メガバンクでは10円、楽天銀行では1,000円になります。

  メガバンク 楽天銀行(通常) マネーブリッジ適用(普通預金残高300万円以下) マネーブリッジ適用(300万円超過部分)
金利 0.001% 0.02% 0.10% 0.04%
100万円預金した場合の利息(1年間) 10円 200円 1000円 -
400万円預金した場合の利息(1年間) 40円 800円 3000円 200円

ただし、年0.10%の優遇金利が適用される金額には上限があり、普通預金残高が300万円以下の部分に限られます。300万円を超えた部分の金利は年0.04%(税引前)となるので注意しましょう。

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マネーブリッジのメリット2:自動入出金(スイープ機能)

マネーブリッジを利用すると、楽天銀行と楽天証券の口座間で「自動入出金(スイープ)」を利用できます。例えば、株式や投資信託などを購入する際に発生した不足分は楽天銀行の預金残高から自動で入金されるため、入金の手間がかかりません。

また、証券口座にある残高は毎営業日の夜間に銀行口座へ自動的に出金されるため、何もしなくても優遇金利が適用されます。自動入出金に伴う手数料も無料なので、ぜひ利用したい機能です。

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マネーブリッジのメリット3:ハッピープログラム

マネーブリッジを利用すると、「ハッピープログラム」にエントリーできることもメリットです。ハッピープログラムにエントリーすると、楽天証券での取引でも楽天ポイントが貯まります。なお、ハッピープログラムで もらえる楽天ポイントに上限はありません。

ハッピープログラムで獲得できるポイントの概要は、以下のとおりです。

対象商品獲得ポイント取引件数
国内株式
(現物、信用)
手数料100円ごとに
1ポイント
手数料4,000円ごとに
1件に換算
外国株式手数料100円ごとに
1ポイント
手数料4,000円ごとに
1件に換算
投資信託一定の残高を達成ごとに
10~500ポイント
個人向け国債買付金額3万円ごとに
1ポイント
買付金額100万円ごとに
1件に換算
FX10万通貨ごとに
1ポイント
100万通貨ごとに
1件に換算
日経225ラージ手数料100円ごとに
1ポイント
手数料4,000円ごとに
1件に換算
日経225ミニ手数料100円ごとに
1ポイント
手数料4,000円ごとに
1件に換算
日経225オプション手数料100円ごとに
1ポイント
手数料4,000円ごとに
1件に換算

また、楽天銀行のATM手数料や振込手数料が無料になるなど、会員ステージに応じて優遇が受けられます。会員ステージごとの特典は、以下のとおりです。

ATM手数料他行振込手数料楽天ポイント獲得倍率
スーパーVIP
(残高300万円以上または取引30件以上)
7回/月3回/月3倍
VIP
(残高100万円以上または取引20件以上)
5回/月3回/月3倍
プレミアム
(残高50万円以上または取引10件以上)
2回/月2回/月2倍
アドバンスト
(残高10万円以上または取引5件以上)
1回/月1回/月1倍

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楽天証券を口座開設する

楽天銀行と楽天証券を同時開設するデメリットは両方ともネット形態であること

楽天銀行と楽天証券を併用するデメリットはネット形態

楽天銀行と楽天証券は、どちらも店舗を持たない「ネット形態」の金融機関ですので、リアル店舗を持たないゆえのデメリットがあります。

両機関ともお店を持たない

実店舗を持つ銀行や証券会社であれば、わからないことがあった場合に窓口で直接相談できます。担当者に資産運用や投資の相談ができるのは、実店舗ならではのメリットといえるでしょう。

しかし楽天銀行は「ネット銀行」、楽天証券は「ネット証券」なので、実店舗のメリットを享受できません。わからないことは自分で調べて、自分で取引する商品を選ぶ必要があります。

自分で調べて解決するのが難しい方や、身近に相談できる人がいない方にとってはデメリットとなるかもしれませんが、その分取引手数料が安く抑えられています。自分で投資先を選びたい人や取引コストを安く済ませたい人にとっては、むしろネット形態の方が向いているでしょう。

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ネットワーク障害時は利用できない

「ネット銀行」「ネット証券」であるため、ネットワーク障害などが発生した場合に受ける影響が大きい点もデメリットといえます。入出金や取引に規制がかかった場合、タイミングによっては損失が発生することもあるでしょう。

サーバーのメンテナンスはあらかじめ決められた日時に行われるケースがほとんどですが、ネットワーク障害やシステム障害は突発的に起こるものです。楽天銀行と楽天証券で同時に障害が起こる可能性は低いと思われますが、両機関の連携サービスなどを利用できなくなることもあるかもしれません。

ネットワーク障害やシステム障害が復旧するまで時間がかかることもあるため、万が一に備えて複数の口座に資産を分散しておくといった対策が必要です。

両方のパスワードを記憶しなければならない

ネット銀行やネット証券で取引を行うには、IDやパスワードを入力してログインする必要があります。両方とも同じパスワードを設定することは推奨されていないため、両方の口座で別々のパスワードを設定し、記憶しなければなりません

IDとパスワードの管理は自己責任であり、忘れた場合は再発行の手続きを行う必要があります。また、入力を複数回間違えるとアカウントロックがかかるため、注意が必要です。

パスワードの管理方法はさまざまですが、近年は管理アプリなどが充実しています。パスワードを記憶しなくてもログインができるため、ログインを簡略化できるアプリやサービスを利用するのもよいでしょう。

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信用取引をすると楽天銀行のお金が減る可能性がある

マネーブリッジ設定をすることで、楽天証券で信用口座を開設している人向けのサービスである「投資あんしんサービス」を利用することができます。

「投資あんしんサービス」とは、信用取引において追証や不足金が発生した場合に、楽天銀行の普通預金残高から楽天証券口座に自動振替を行うサービスです。

追証や不足金、証券口座の資産が自ら設定した保証金率以下になった場合にも、このサービスを活用すれば自動で振替が行われるので、入金忘れの防止になる上に手間も省けます。

信用取引を多用する投資家にとっては便利なサービスですね!

一方で、仕組みをよく理解していない初心者がこのサービスを利用しながら信用取引で損してしまった場合、知らない間に銀行口座の普通預金残高が減少していたということにもなりかねません。とくにリスクの高い銘柄に対する信用取引や、保証金率の限度まで信用建てを行っている場合は、僅かな株価の変動で保証金率の低下や追証により、自動振替が進むこととなります。

さらに、追証や不足金を自動で解消してくれることから、継続利用をしていると、本来は実施すべきであったロスカットが遅れることも場合によってはあるかもしれません。銀行口座と証券口座へのチェックが甘いまま「投資あんしんサービス」を利用すると想定以上に被害が拡大してしまうリスクも想定されます。

投資あんしんサービスを利用して信用取引を行う場合は、一定以下の保証金率になった場合に信用建ての解消を行って保証率を回復させることを意識しましょう。

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楽天証券を口座開設する

楽天証券の口座開設キャンペーン

今なら、「楽天銀行口座開設+自動入出金設定」をした方を対象に、最大現金3,000円がもれなくプレゼントされます。現在はプログラム第30回開催中で、2023年10月31日(火)10:00 ~ 2023年12月29日(金)9:59までに証券・銀行口座に申し込むとプレゼントがもらえる対象になります。

キャンペーン
楽天証券・楽天銀行 口座開設 申し込み期間2023年10月31日(火)10:00 ~ 2023年12月29日(金)9:59まで
証券・銀行口座 初期設定完了期間2023年10月31日(火)10:00 ~ 2024年1月31日(水)17:00まで
エントリー&クイズ回答期間2023年10月31日(火)10:00 ~ 2024年1月31日(水)23:59まで
マネーブリッジ(自動入出金)登録完了期間2023年10月31日(火)10:00 ~ 2024年1月31日(水)23:59まで
開設した楽天銀行口座に合計30,000円以上を入金2023年10月31日(火)10:00 ~ 2024年1月31日(水)23:59まで
現金プレゼント予定日2024年3月下旬

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楽天証券を口座開設する

楽天銀行と楽天証券を同時開設する流れ

楽天銀行と楽天証券の口座を開設

実際に楽天銀行と楽天証券を同時開設する流れを紹介します。楽天銀行の口座開設を完了しているか、そうでないかで口座開設の流れが変わります。流れを分けて紹介するので、参考にしてください。

楽天銀行と楽天証券の口座を同時開設する際の手順(両方の口座とも保有していない場合)

楽天証券と楽天銀行、2つの口座を持っていない人は同時開設を行います。同時開設を利用すると、必要事項を2回入力する必要もなく手間を大幅に省けます。実際に画像を使って流れを見ていきましょう。

まず、以下のボタンから楽天証券の口座開設ページを開きます。

楽天証券を口座開設する

楽天証券のTOPページを開くと、画面右上または右横に「口座開設」のボタンをクリックします。

楽天証券のトップページ
引用:楽天証券

総合口座の申込画面が開きます。楽天会員の方、楽天会員ではない方と2つのボタンを表示されるため、すでに楽天会員の登録を終えている方は「楽天会員の方」のボタンを、まだ楽天会員ではない人は「楽天会員ではない方」をタップしてください。

楽天会員ではない方は、まず楽天アカウントの作成から始めます。画面の指示に従って楽天アカウントを作成してください。

「楽天会員の方」のボタンをタップすると、楽天会員ログイン画面が表示されます。ユーザーIDとパスワードを入力してログインしましょう。

楽天証券のログイン画面
引用:楽天証券

ログインを完了させると、メールアドレスの入力画面が切り替わります。

楽天証券からのメールを受けとるアドレス
引用:楽天証券

楽天会員の登録時に入力したメールアドレスに楽天証券の手続きURLが送られてくるため、メールフォルダを開き確認します。メールが届いていない場合、迷惑メールフォルダに届いているケースもあるため、必ず確認してください。

楽天証券から届いたメール

メール内に記載されているURLから総合口座の申込を行っていきます。国籍、本人確認書類(運転免許証または個人番号カード)のタップしてください。個人番号カードを提出する場合、通知カードは使えません。

本人確認書類の選択
引用:楽天証券

続いて本人確認書類の提出方法です。楽天証券では、スマートフォンでQRコードを読み取り、専用ページから提出する方法を推奨しています。

もし運転免許証に個人番号を所持していない人は、パソコンで健康保険証やパスポートなどを提出できます。

スマートフォンで提出する場合の流れ

スマホで本人確認する方法
引用:楽天証券

QRコードを読み取ると、本人確認書類と顔写真の撮影ページに切り替わります。

スマホで本人確認
引用:楽天証券

撮影時の注意点を確認したうえで、本人確認書類と顔写真撮影を行ってください。

撮影時の注意点
引用:楽天証券

撮影完了後、アップロードを行えばスマートフォンでの本人確認書類の提出は完了です。本人確認書類を提出後、お客様情報を入力していきます。画面の指示に従って、以下の項目を入力と確認してください。

お客様情報の入力項目
  • お客様情報
  • 口座種別
  • 追加サービス
  • 登録内容の確認
  • 最終確認

特に追加サービスでは、楽天銀行口座の申込をするかしないかをタップします。ここで申込まないをタップすると、再度楽天銀行口座を作る手間が発生するため、必ず申込むをタップしてください。

すべての項目に間違いがないか確認して、ボタンをタップすると申込完了です。翌営業日以降に楽天証券のログインIDが送られてきます。問題なくログインできれば、口座開設完了です。

楽天証券を口座開設する

パソコンで提出する場合の流れ

パソコンで本人確認方法
引用:楽天証券

パソコンから提出する場合、口座開設完了まで5営業日かかります。早く楽天証券の口座開設を行いたい人は、スマートフォンで提出すると良いでしょう。

パソコンでは以下の本人確認書類のなかから、いずれか1枚提出します。

  • 運転免許証(表/裏)
  • 住民票の写し
  • 印鑑登録証明書
  • 各種健康保険証(表/裏)
  • 住民基本台帳カード
  • パスポート(日本)
  • 在留カード/特別永住証明書(表/裏)
  • 個人番号(マイナンバー)カード

表と裏面の両方を撮影したら、パソコンに入れ次に進みます。

本人確認書類のアップロード
引用:楽天証券

続いて個人情報を入力していきます。個人情報と本人確認書類の情報に間違いがあると、口座開設審査を通過できなくなるため、旧姓のままや引越して住所を変えていないなど間違いがないか、再度確認してください。

お客様情報の入力
引用:楽天証券

スマートフォンで申し込むのと同じように追加サービスをクリックしていきます。

  • お客様情報
  • 口座種別
  • 追加サービス
  • 登録内容の確認
  • 最終確認

上記の流れのなかで、楽天銀行の口座開設申込は忘れずチェックを入れてください。

追加サービスの選択
引用:楽天証券

NISA口座や楽天FX口座の申込などは、口座開設後に申込めるため一旦は「申込まない」で進んで良いでしょう。

楽天カードの申込
引用:楽天証券

すべての項目に間違いがないか確認して、ボタンをクリックすれば手続き完了です。パソコンから申込した場合、5営業日掛かります。入力した住所にログインIDとパスワードが記載された書類が届けば、口座開設手続き完了です。

楽天証券を口座開設する

楽天証券の口座開設の手順(楽天銀行を保有している場合)

楽天銀行の口座をすでに保有している場合は、楽天銀行ホームページの「楽天証券かんたん申込」を利用できます。

楽天証券のかんたん申込

「楽天証券かんたん申込」ボタンをクリックすると、楽天銀行のログイン画面が表示されます。

楽天銀行のログイン

ログイン後のページで申込内容や注意事項、規定について確認・同意を行い、暗証番号や生年月日を入力して申込ボタンをクリックします。

暗証番号と生年月日の入力

すると楽天証券のページへ遷移するので、必要事項を入力すれば申込は完了です。「楽天証券かんたん申込」では自動的にマネーブリッジにも申し込めるため、手続きが簡単です。

楽天証券を口座開設する

楽天銀行は改悪された?楽天証券と併用するなら抑えておくべき2つの注意点

知っておくべき楽天の過去の変更

近年インターネットやSNS上では、楽天銀行や楽天証券の改悪が話題になっています。今年に入ってからも優遇金利の適用条件やポイント付与率の変更が行われ、改悪が進んでいます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

楽天銀行では300万円以上は金利が下がるようになった

マネーブリッジによる楽天銀行の優遇金利は、2022年3月末までは預金残高にかかわらず年0.10%(税引前)の優遇金利が適用されていました。しかし、2022年4月に上限金額が設定され、300万円を超える部分には年0.04%(税引前)の金利が適用されることになっています。

300万円以上を普通預金に預ける場合は、金利が低下することに注意しましょう。なお、マネーブリッジによる優遇金利が適用される資産は「普通預金」に限られます。証券口座の株式や投資信託などの資産は対象外であることを頭に入れておきましょう。

楽天証券を口座開設する

楽天証券はポイントの付与率が下がった

楽天証券は、2022年4月に投資信託の残高にかかるポイントの付与(進呈)条件を変更しました。2022年3月までは残高に応じて「毎月」ポイントが付与されていましたが、変更後は「初めて到達した場合」にのみ付与されることになり、ポイントの付与率が大幅に下がりました。変更前と変更後の付与条件は、以下のとおりです。

【変更前】

残高進呈ポイント(毎月)
50万円以上200万円未満20ポイント
200万円以上400万円未満80ポイント
400万円以上600万円未満150ポイント
600万円以上800万円未満200ポイント
800万円以上1,000万円未満300ポイント
1,000万円以上2,000万円未満400ポイント
2,000万円以上800ポイント

【変更後】

達成残高進呈ポイント
月末時点の残高が、はじめて10万円に到達した場合10ポイント
月末時点の残高が、はじめて30万円に到達した場合30ポイント
月末時点の残高が、はじめて50万円に到達した場合50ポイント
月末時点の残高が、はじめて100万円に到達した場合100ポイント
月末時点の残高が、はじめて200万円に到達した場合100ポイント
月末時点の残高が、はじめて300万円に到達した場合100ポイント
月末時点の残高が、はじめて400万円に到達した場合100ポイント
月末時点の残高が、はじめて500万円に到達した場合100ポイント
月末時点の残高が、はじめて1,000万円に到達した場合500ポイント
月末時点の残高が、はじめて1,500万円に到達した場合500ポイント
月末時点の残高が、はじめて2,000万円に到達した場合500ポイント

ちなみに、楽天証券と同じくネット証券大手の「SBI証券」では、投資信託の保有によるポイント付与率(年率)が以下のようになっています。

月間平均保有金額1,000万円未満1,000万円以上
通常銘柄0.10%0.20%
SBIプレミアム
チョイス銘柄
0.15%0.25%
その他指定銘柄ファンド毎に当社が指定した付与率

例えば、SBI証券で「通常銘柄」を500万円保有した場合に受け取れるポイントは、1カ月あたり約425ポイント(=500万円×0.1%÷365日×31日)です。楽天証券では継続してポイントを受け取れなくなりましたが、SBI証券では毎月受け取れるため、投資信託の残高におけるポイント還元においてはSBI証券が優位に立ったといえるでしょう。

また、SBI証券では銘柄によって最大0.25%(年率)のポイントを受け取れるため、「投資信託の保有でポイントを貯めたい」という方はSBI証券に乗り換えるのも一つの方法です。

楽天証券を口座開設する

ネット銀行×ネット証券で他におすすめの組み合わせは?

ネット銀行とネット証券でおすすめの組み合わせ

楽天銀行と楽天証券のように、ネット銀行とネット証券を連携することで利用できるサービスがあります。ここでは、以下の3つの組み合わせを紹介します。

おすすめの証券会社×銀行の口座組み合わせ

証券会社 楽天証券 SBI証券 auカブコム証券 GMOクリック証券
公式サイト 同時開設する 同時開設する 同時開設する 同時開設する
銀行 楽天銀行  住信SBIネット銀行  auじぶん銀行  GMOあおぞらネット銀行 
連携
サービス
マネーブリッジ ハイブリッド預金 auマネーコネクト 証券コネクト口座
優遇金利 預金金利が最大年0.1%になる! 預金金利が最大年0.01%になる! 預金金利が最大年0.1%になる! 預金金利が最大年0.11%になる!
ATM
手数料
月最大7回まで無料 月最大20回まで無料 月最大15回まで無料利用可能 月2回まで無料
自動
入出金
利用可能 利用可能 利用可能 利用可能

住信SBIネット銀行×SBI証券

住信SBIネット銀行とSBI証券は、どちらもSBIグループの金融機関です。両機関を連携すると「SBIハイブリッド預金」というサービスを利用でき、銀行口座と証券口座の間で自動的に資金が振り替えられます

自動スイープ機能は楽天証券と類似していますが、SBIハイブリッド預金では「定期自動振替サービス」を利用できます。金額やタイミング、口座などを指定して自動で振り替えられるため、目的に応じて積み立てることができます。

例えば、教育資金の積立用口座に毎月1万円ずつ自動でスイープしたり、つみたてNISAなどの投資用に2万円を自動で仕分けたりするなど、手間なく積立ができます

また、住信SBIネット銀行の普通預金金利は年0.001%ですが、SBIハイブリッド預金の金利は年0.010%に上がります。ただし、楽天銀行のマネーブリッジでは金利が最大年0.10%になるため、金利面では楽天銀行のほうが優位です。

その他、住信SBIネット銀行では「スマートプログラム」の特典があり、スマプロランクに応じてATM手数料や振込手数料が無料になったり、対象商品やサービスの利用でポイントが貯まったりします。

スマプロランクの判定条件は、以下のとおりです。

スマプロポイントは住信ネット銀行が発行するポイントで、現金またはJALのマイルに交換できます。サービスごとのポイント対象商品や適用条件、獲得ポイントは以下のとおりです。

ポイント対象商品・サービス条件獲得ポイント
外貨預金・仕組預金月末残高合計300万円以上100pt/月
ミライノ カード(JCB)月内引落金額合計5万円以上100pt/月
給与受取いずれか利用30pt/月
年金受取
定額自動入金
口座振替(銀行引落)1件以上引き落しあり5pt/月
外貨積立月1万円以上積立10pt/月
純金積立月5,000円以上積立10pt/月

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SBI証券のレビュー

初めての方にも大おすすめです。
複数の証券会社を利用しましたがSBI証券がアプリ、ホームページの利用方法が分かりやすくて、1番使いやすいです。アプリのメンテナンスが多いのが若干マイナスポイントですが、日中の取引時間帯に利用できなくなるようなことはないので問題ないでしょう。また、手数料も安いのでこれから証券会社の口座開設しようと考えている方はおすすめです。

引用元:価格.com

国内最高水準だが難点も
手数料の安さ、豊富な取扱商品、多数のスマホアプリなど国内ナンバーワンの証券会社と言っても過言ではない。ただし、情報量が多いことは評価できるが、その裏返しとしてブラウザ版のユーザーインターフェイスが悪く、高齢者には取引すら実行するのが難しい場合がある

引用元:価格.com

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auじぶん銀行×auカブコム証券

auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行の共同出資で設立されたネット銀行です。auカブコム証券と連携することで「auマネーコネクト優遇プログラム」というサービスを利用できます。

auマネーコネクト優遇プログラムを利用することで、auじぶん銀行とauカブコム証券の入出金がスムーズになります。楽天のマネーブリッジと同様に自動スイープ機能があるため、証券口座で取引した際の不足金を銀行口座から自動で振り替えます。

また、auじぶん銀行の普通預金金利は年0.001%(税引前)ですが、優遇プログラムが適用されると年0.10%(税引前)に上がります。楽天銀行と同水準の預金金利である上に、auじぶん銀行では限度額が設定されていません。

さらに、au PAYアプリとの連携やau PAYカードの引き落とし設定をすることで、最大年0.200%(税引前)の預金金利が適用されます。大口預金でも高水準の優遇金利が適用されるため、金利面では楽天銀行よりも好条件といえます。

auマネーコネクトには、各種残高や利用状況に応じてPontaポイントの倍率アップやATM利用手数料・振込手数料無料の特典を受けられる「じぶんプラス」というサービスもあります。Pontaポイントの倍率は最大で15倍、ATM手数料や振込手数料は最大で15回/月無料になるなど、充実した特典です。

現在は、初めてauカブコム証券に1回5万円以上入金すると現金5,000円がもらえる特典もあるため、au経済圏を利用することで得られるメリットは大きいといえるでしょう。

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auカブコム証券のレビュー

au経済圏ならマスト au株式証券で毎月5万円、クレカ積立をしている。その中でもポンタポイントはとても使い勝手が良く重宝している。例えばポイント投資が出来るので使い道に困ることはない。
またそれ以外にもグループ会社である、銀行やモバイル会社とよく連携が出来ており、様々なサービスをau経済圏で完結させることができる。
数ある証券会社の中でもトップクラスにオススメな証券会社である。

引用元:価格.com

ポンタポイントで投資
AU系列の証券会社です
AU経済圏と連携すれば、AUじぶん銀行の金利がアップしますので、おすすめです
ただし、ウェブサイトがわかりにくいので、慣れるまで大変かと思います
100円から投資信託を購入することができ、ポンタポイントが使えて、ポイント投資が可能 ポンタポイントで投資できるので、ポイントを使わずたまっている方は、消費先としていいかもしれません

引用元:価格.com

auカブコム証券を口座開設する

GMOあおぞらネット銀行×GMOクリック証券

GMOインターネットのグループ企業である「GMOあおぞらネット銀行」と「GMOクリック証券」の口座を連携することで、「証券コネクト口座」のサービスを利用できます

楽天のマネーブリッジと同様に、銀行口座と証券口座間の自動振替ができるため、入出金や取引をスムーズに行えます。証券コネクト口座では優遇金利が適用され、通常年0.001%(税引前)の普通預金金利が年0.110%(税引前)に上がります。

優遇金利が適用される預金金額には上限がないため、楽天銀行と比べると金利面では優位に立つでしょう。また、証券コネクト口座ではATM手数料が月2回まで無料で、24時間365日出金できます。

証券コネクト口座では、ポイント付与や独自サービスなどの面ではやや劣っているように見えますが、他の連携サービスにもある基本的な機能は備えられています。GMOあおぞらネット銀行やGMOクリック証券単体のサービス内容をもとに、利用を検討するとよいでしょう。

GMOクリック証券を口座開設する

GMOクリック証券のレビュー

証券会社の中で一番
初めての方にとってできるだけ操作がしやすくてやすく、簡単に売買注文が出せる業者を選定したいと思っていました。私はスマートフォンアプリを利用することが多いため、スマートフォンアプリの使いやすさを重視して選びました。外出先でもちょくちょく、レートをチェックしています。色々なサービスがあって一つ一つが面白くて、サービスに対してさまざまな機能が使えるようになっていて、画面がとても見やすいので使いやすくて、時間短縮にもなっていいことだらけでした。いくつ証券会社を見比べましたがスマホで使いやすいと手数料の安さでGMOクリック証券で決めました。

引用元:価格.com

1日定額プランが素晴らしい
アプリが良く作りこまれていて、発注がしやすく、タイミングを逃さず売買ができる。また、当日の株価上昇、下落のランキングなども見やすいため、その日のトレンドを素早く把握して売買プランを立てることが可能。
1日定額プランだと、1日あたり百万円までの決済が無料で取引できるので、手数料を大幅に削減できています。

引用元:価格.com

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楽天証券と楽天銀行の併用に関するFAQ

楽天銀行以外に、楽天証券と相性の良い銀行はありますか?

楽天証券では、以下の3種類の入金方法があります。

  • マネーブリッジらくらく入金
  • リアルタイム入金
  • 通常振込入金

    「マネーブリッジらくらく入金」と「リアルタイム入金」は入金手数料がかかりません。マネーブリッジらくらく入金に対応している銀行は楽天銀行のみなので、リアルタイム入金に対応している以下の銀行がおすすめです。

  • 三井住友銀行

  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • PayPay銀行
  • セブン銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • 関西みらい銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • イオン銀行
  • 広島銀行

楽天証券以外に、楽天銀行と相性の良い証券会社はありますか?

楽天銀行と提携している以下の証券会社がおすすめです。

  • STREAM(株式会社スマートプラス)
  • SBI証券
  • GMOクリック証券

    これらの提携証券会社であれば、楽天銀行から入金できます

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    楽天証券を口座開設する

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