企業名アイキャッチ
(画像=加藤軽金属工業株式会社)
加藤大輝(かとう だいき)
加藤軽金属工業株式会社代表取締役社長
2014年慶應義塾大学卒業(体育会水球部所属)
2016年 機械商社⇒個人事業主(ハラル食材の輸入・認証取得)
2020年 パーソルキャリアHiPro(旧インテリジェンスi-common)所属
専門家紹介事業。拠点立ち上げ、中日本責任者。
各分野のエキスパートと経営改善、営業、新規事業、生産改善等を200社近くで実施。
現在 加藤軽金属工業株式会社
会社の立て直し。過去の人脈や経験を活かし、ベンチャーの社会実装や資金調達、営業支援等を実施中。
加藤軽金属工業株式会社
創業:1961年。
所在地:愛知県海部郡蟹江町。
社員:90名。
アルミニウムの押出型材を製造し、加工~組立が出来て、原材料から一気通貫で製品・部品を作る会社です。
素材を理解している材料屋が加工をすることが強みです。
長手方向に同じ形状が連続で成形できる技術で、建材や自動車・機械・電気関係部品などで活躍しています。
寄り添い型探しというミッションを掲げて、顧客要望や社会ニーズに寄り添いサービス・技術展開をしております。

これまでの事業変遷と自社事業の強みについて

弊社の創業は昭和36年で、もともとアルミの型材や線などを扱う流通業からスタートしました。私の祖父である初代社長が旧住友軽金属から押出機を譲り受け、製造業を始めました。それから60年以上にわたり、主にアルミの押し出し方材の製造を続けています。アルミの窓枠など、エクステリアやインテリアの商品、機械部品づくり等にも力を入れていることが強みです。

しかし、この60年で差別化が難しくなってきたため、私の代で新規事業を展開し、第二創業を目指す段階に移行しました。私の事前の経験を活かして、新規事業開発やマーケティング戦略などを展開しています。また、従業員が必要性を感じてくださり、今年の2月にミッション・ビジョン・バリューを制定しました。

過去の成功実績やブレイクスルーについて

私が担当してきた事業開発では、ディープテックベンチャーと協業し、革新的な製品を開発しています。その一例として、協働事業で異種金属接合、金属樹脂接合を開発しており、水分解可・不可選択、導電性・絶縁性選択、熱抵抗あり・なし選択が可能な接合方法です。水で分解する接合が広まれば、産業廃棄物となる樹脂と金属の接合物が分解できるため、産廃減少に貢献でき、リサイクルに戻せる金属と樹脂を増やすことができます。

企業名アイキャッチ
(画像=加藤軽金属工業株式会社)

加えて、半導体の高級部品に使われそうな素材も開発しており、こういった部分におけるブレイクスルーも重要な成功と捉えていますし、さらに加速していきたいと考えています。また、粉末ビレット押出技術やバッテリーの開発も進めております。

地域で愛されるための秘訣や地域での取り組みについて

地域で愛されるための当社の秘訣は、「共感・共存」です。つまり、地元コミュニティに対する理解と敬意を持ちつつ、地元の活動に対する積極的な役割を果たし、そして地域の問題を解決するために、自社のリソースや知識を共有することです。

例えば、地元の障害者や高齢者に対して弊社内で働く場所や住む場所を提供したり、地元東海地域の投資家や起業家と協力した新事業開発を実施するなど、地元コミュニティと密接に関わっています。また、地元住民からのフィードバックを受け入れ、それを事業展開に反映することで、地域の成長と発展に対する当社の貢献度を上げています。

次世代に引き継ぎたいものや伝統として守りたいこと

私たちが次世代に引き継ぎたいのは、アルミやその他の素材に変わる革新的な技術とサステナビリティへのコミットメントです。

また、弊社の伝統として守りたいものは、「品質・スピードへのこだわり」と「ステークホルダーへの寄り添い」です。これらは我が社の成立から60年以上続いてきた価値観であり、これからもこれらの価値を大切にしながら、新たな価値を創出していくことを目指しています。

思い描いている未来構想と、それに向け取り組みたいこと、もしくは取り組もうとしていること

加藤軽金属工業株式会社
(画像=加藤軽金属工業株式会社)

私たちが思い描く未来は、持続可能な社会の一員として、アルミ製品やその他の製品を通じて、お客様に価値を提供し続けることです。特に、ベンチャー企業との協働や新規事業開発により、新しい製品やソリューションを提供し続けることを目指しています。また、今後日本においてアルミ製品をさらに生産していくのであれば、アルミリサイクルへの認知を広げ、全国規模での取り組みをしていく必要があると考えています。

また、SDGs(持続可能な開発目標)や環境問題に対する認識を深め、これを取り組みの一部として取り入れることも重要だと考えています。具体的には、事業の全体的なフットプリントを減らすための新たな生産プロセスや技術を導入することや、環境負荷の少ない製品を開発することを積極的に進めていきたいと考えています。

氏名
加藤大輝(かとう だいき)
会社名
加藤軽金属工業株式会社
役職
代表取締役社長