24日(水)の株・債券・商品市場

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

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ドル/円の見通し:日銀会合を前に大幅な円安の公算小さい

昨日のドル/円は34年ぶりの155円台へ上伸。日銀が緩和的な金融環境を当面維持するとの見方から円を売る動きが続く中、米長期金利の上昇を受けたドル買いも入り、海外市場で心理的な節目の155.00円を上抜けた。一時155.37円前後まで上値を伸ばして1990年6月以来の高値を付けた。
鈴木財務相は23日、円買い介入について「環境が整ったと捉えられてもいい」と述べて市場の動きをけん制していたが、政府・日銀の防衛ラインと見られていた155.00円を突破しても行動は起こさなかった。本日の東京市場では当局のけん制トーンが一段と強まる可能性もあるが、もはや口先介入では円安を阻止することはできそうにない。むしろ、本邦当局の介入は「口先」だけで「実弾」の使用には消極的との見方が広がればさらに円安が進みかねない状況といえるだろう。ただし、市場には日銀が金融政策の現状維持を決定した直後に円買い介入を行うという2022年9月の再現を予想する声もある。明日の日銀政策発表を前に、本日の段階で大幅な円安が進行する公算は小さいと見る。無論、介入がない限り円高が進行する公算はさらに小さいだろう。
なお、本日はNY市場で米1-3月期国内総生産(GDP)・速報値が発表される。前期比年率+3.4%と高い伸びだった10-12月期からは減速する見込みだが、旺盛な個人消費などを背景に+2.5%と堅調を維持すると予想されている。GDPの結果を受けたドルの動きにも注目したい。

注目の経済指標:米GDP

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注目のイベント:ラガルドECB総裁発言

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神田 卓也
神田 卓也(かんだ・たくや)
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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