ゲオ社長とエイベックス社長
(左から)握手するゲオホールディングスの遠藤社長とエイベックス千葉副社長(写真=ZUU online編集部)

DVDレンタル大手のゲオは15日、エイベックス・デジタルと提携、映像配信サービス「ゲオチャンネル」を来年2月から始めると発表した。価格は月額590円(税別)で、映画やアニメ、音楽など8万点以上のコンテンツが視聴し放題。契約者には、ゲオ店舗で月20本までDVD(旧作)がレンタルできるオプションプランなどを用意していることが特徴だ。

サービス開始の発表記者会見に登壇したゲオホールディングスの遠藤結蔵社長は「主戦場である店舗、宅配に加え、新たな映像配信というサービスを、国内屈指のエンタメプラットフォーマーであるエイベックスとともにつくっていく」とあいさつした。

またエイベックス・グループ・ホールディングスの千葉龍平副社長は「かつてアメリカでブロックバスターがネットフリックスに敗れるなど、配信とリアル店舗という矛盾がある。その中で、間違いなく押し寄せるデジタルの波を正面からとらえ、自らの考えや構造をこわし、強みである直営店をいかしながら、独自のゲオエコシステムをつくりあげてきた社長の英断に感激している」と述べた。


価格はdTV以上ネットフリックス未満

新サービス「ゲオチャンネル」では、エイベックスとの提携で映画や海外ドラマ、アニメだけでなくミュージックビデオやライブ映像など8万以上のタイトルを用意。エイベックス独自のレコメンドシステムを提供、顧客一人ひとりの過去10年のゲオ店舗でのレンタル視聴履歴から、それぞれの好みに合った作品を勧めるパーソナルレコメンデーションも行うという。

料金は配信コンテンツ見放題のベーシックプランが590円(税別、個別に購入できる作品もある)と、dTV(税別500円)以上、ネットフリックス(同650円から)未満。

店舗を持つゲオならではの特徴として、旧作20本までレンタルできる「店舗オプションプラン」が別に税別590円(合計1080円)、旧作8本または月1回だけ14泊15日で作品をレンタルできる「宅配オプションプラン」も同じく税別590円(合計1080円)で提供される。いずれもベーシックプランの契約者を対象にしたオプション。画質はSD(標準)とHD(高画質)で、ストリーミング視聴だけでなくダウンロードして視聴することもできる。 (ZUU online 編集部)

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