いつ、どこで損をしているか、それを理解することが大事。
不健康であるがゆえに、病気になり治療費がかかって、仕事を休んで収入が減り、そしてお金で損をしたということならば分かりやすい。では、不健康ゆえに、少しずつ損をしているとしたら、あなたはどう感じるだろうか。

健康でないと損をする時代に

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(写真=PIXTA)

筆者が20代で営業マンをしていたころは、喫煙者は市民権を失っていなかったし、多少ふくよかな営業マンの方が顧客へのウケがよかった。

それが今では、どうだろう? ぽっちゃりとしているだけで、自己管理ができていないと判断され、さらに喫煙者となると、まるで「別の空間にいてください」というぐらい隔離されて、筆者も喫煙をしていた1990年代とは隔世の感がある。

健康志向が当然のことになりつつあるが、かくいう筆者はいわゆるメタボ体系であり、しかも長年の不摂生のせいで、生活習慣病を2つも治療している始末である。

まず「医療費」で損をすることになる